Twitterアカウント削除の経緯説明とお詫び


私、真魚八重子は、2022年4月3日に自身のTwitterアカウントを削除いたしました。

私の個人的な理由により削除いたしましたが、直前までのツイートや、予告なく削除したことにより、削除理由を「映画秘宝」元編集長によるDM恫喝事件の被害者の方に、結びつけているような印象を与えてしまいました。私の配慮のない行動のせいで、被害者の方に重ねてご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。誠に申し訳ございませんでした。

 
削除した理由は、直前までの私のツイートを見ていた知人たちから連絡を受け、彼らと話し合い、私のTwitterでの言動を顧みていく中で、自分はTwitterを止めるべきだと判断したためです。

突然のアカウント削除により皆様を驚かせ、また責任を途中で放棄する結果となってしまい、誠に申し訳ありません。今後も@Yaeko_Manaのアカウントを復活することはありません。@Yaeko_Manaのアカウントを通じてやり取りをさせていただいた方たちには、長い間お世話になりました。

重ねて申し上げますが、私がアカウントを削除した原因をDM事件の被害者の方と結びつけ、被害者の方を中傷する行為はおやめください。 


まずは何よりDM恫喝事件の被害者の方に大きな心痛を与えてしまったことについて、改めて謝罪申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。被害者の方は、なんの落ち度もないまま今も苦しまれており、その苦しみの責任は私の軽率な言動にもあります。

去年の一月下旬、私はTwitterで、「映画秘宝」の当時の編集長が恫喝DMを一般の方に送ったことを知りました。その事件のタイムラインをさかのぼり、被害者の方のツイートを見た際、反射的に配慮を欠いた呟きをしてしまいました。

「全然擁護する気はないけれど、そもそものゲストが二人なところを、一人は女性にしろ!というのも、細かすぎる気もするのですが。ゲストが三人で、三人とも男性ならまだ疑義もわかるけれど。勘違いで女性がゲストだと思っていたというのは、確認ミスだったわけだし。その点はどうなんでしょうか。」
「男性だけが書いてる雑誌という思い込みも、長年確認せずに印象だけで断定しているのがわかるので。最近の秘宝に女性ライターが多いことを知っている読者なら、アレ?という感じがするのでは。」

本当に浅慮でした。被害者の方に対する気遣いがまったく欠けた言動で、DMによる恫喝で恐怖を感じている方をさらに傷つけてしまいました。大変恥ずかしく思います。

このツイートの際に、多くの方からこれまでに経験したことのない大量のリプライや、引用RTを受けました。それはまさに面目のないご指摘やご批判、怒りの声でした。それらの中には徐々に叱責をこえて揶揄や罵倒なども混じり始めました。被害者の方に対する軽率なツイートについて謝罪した後も罵倒はやむことがなく、私はパニックになり、もはやどうしていいかわからなくなってしまいました。

その後、私が他罰的、他責的な言動をとっていたのも、いま考えると失った信頼を取り戻したいという焦燥感によるものでした。おそらく心の傷の埋め合わせのために性急になっていたのだと思います。または、傷つけられそうになったら、先に傷つけて相手の言葉の刃を奪おうと、暴力的な自衛手段を取っていたのかもしれません。その結果、多くの方に再び思いやりのない言葉の攻撃をしてしまいました。当事者の方には深い心痛や恐怖を与え、本当に申し訳ございません。またそれを目にした読者の方にも、私に対する怒りや呆れといった負の感情を与えてしまい、恥じ入るばかりです。

私は自信を失っていました。文章を書くことしか取り柄がないのに、その文章に説得力がないことに落ち込み、さらに人を傷つけてしまう負の連鎖に当惑していました。

「自分が二次加害者と思うか」という質問をツイートしてしまったのも、愚の骨頂でした。誰かが違うと言ってくれて、背負ったものが少しは軽くなるのではと考えたのだと思います。時々不安から頭がのぼせて思いつめてしまい、冷静な考えが持てなくなってしまうときがありました。

ただ、それらの発言や行為は私が一人で抱えるべき問題であり、被害者の方の視界にも入るTwitterですべきことではありませんでした。改めて、この場で謝罪させていただきます。誠に申し訳ございませんでした。

また、被害者の方に直接謝罪をさせていただきたく、DMをお送りしたい旨のリプライを送りました。恫喝DMでひどく傷ついた被害者の方に、DMをお送りしようとするのは自己中心的で、著しく思慮に欠けておりました。昨年から何度も傷つける振る舞いをしてしまったことを、深くお詫びいたします。


私のツイートに対する皆様の反応に対応しなければいけないという責任を強く感じていますが、また配慮に欠けた発言で他人を傷つけるかもしれないという不安も抱えております。そのため、今は申し訳ございませんが、レスポンスは控えようと思っております。自分が起こした問題を、無責任に放り出してしまうことをどうかお許しください。

また、本当に大変なわがままですが、どうか「真魚は二次加害者なのだからずっと侮辱したり罵倒したりしてかまわない」とお考えの方には、できればやめていただきたいです。

昨年のツイート以降、批判を受け入れること、そこから学ぶことについて考えて参りました。しかし、建設的な意見よりも、誹謗中傷や事実と違うことに対して過剰に反応してしまい、感情のコントロールをしながら批判を糧にすることの難しさを痛感した一年でした。結果として自らこのような結果を招いてしまい、本心から心配してくださった方たちには申し訳なく思います。今後の生活で、自分を見つめ直していければと思います。
 

最後に、DM恫喝事件の被害者の方にご迷惑をかけ続けましたこと、改めて本当に申し訳ありませんでした。私が被害者の方を傷つけた事実については今後も向き合っていくつもりです。被害者の方を中傷するような言動はしないよう、重ねてお願い申し上げます。


                          真魚八重子


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