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深夜のおしゃべり(エッセイ)

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iPhoneのメモにパッと書いた、気づいたことなどをエッセイ化しています
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2020年4月の記事一覧

「深夜のおしゃべり」

noteでエッセイをはじめます。 「甘いものは人をおしゃべりにさせる力があると思う。夜という時間(特に深夜)は普段しないような話をしたいような気持ちにさせる。 面と向かってなかなか話すことではない。でも深夜にだったらお酒や甘いものの力を借りながら話すのも悪くないかもしれない。私の頭の中でたまに考えている、そんな話を集めた本がこの本です。」 大学生のときに「深夜のおしゃべり」というエッセイ集をつくった。 美大生なのに文字が多いエッセイの本を作っている人はあまりいなかっただろ

最初に考えた人

私は、いつも豚カツやエビフライを食べるとき、これを最初に考えた人は本当にすごいなあと思う。 豚や海老に小麦粉・卵・パン粉を順番につけて、油で揚げるとあんなにおいしい食べ物になるなんて。しかも塩で食べても醤油で食べてもソースで食べても、からしをつけてもわさびをつけてもおいしいなんて。まじ考えた人天才だと思う。 ウィキペディアで調べたところ、未だカツの発祥店を見つけるのは困難である、とあった。きっと食の歴史の中で、どこかの料理人が試行錯誤した結果、生まれたのであろう。い

人類の発展についての妄想

人類は発展しすぎないように、見えない力が働いているのではないだろうか。と考えることがある。 そう考え始めたきっかけとなる人物は2人いる。ウォルト・ディズニーとスティーブ・ジョブスである。 彼らは常に人々が欲するものを考えていた人物だと思う。ウォルト・ディズニーは65歳、スティーブ・ジョブスは56歳にそれぞれ癌で亡くなっているが、もし彼らがもっと生きていたら、もしかしたら世界は今と少し違っていた、もしくはもっと発展していたかもしれない。 ウォルト・ディズニーが晩年、強い

猫と母性

急に、3年前あたりから猫が好きになった。 それまでは正直、猫マニアみたいな人の気持ちが全然わからなかった。「そんなに?」と思っていた。なのに突然「かっ、かわいい…」と猫を見かけるたびに思うようになってしまったのだ。犬でもわりと思う。 ときを同じくして小さい子どもをみても、「かっ、かわいい…」と思うようになった。 猫も犬も子どもも「かわいいかわいいかわいい」と心の声が叫び、ギューっとしたいくなるくらいかわいいという気持ちが止まらない。実際にはそんな気持ちを押し