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〈花展〉いけばな小原流展 つなぐ

印象に残った作品

思ったこと・感じたこと

久しぶりに足を運んだ花展は小原流東京支部創立100周年記念の回だった。准教授までのカリキュラムを学んでいるので、これまでより型がわかるものが多く、これは〇〇型だなと見ることができたり、自分が生けた時の花材や全体のバランスと比較しながら見ることができた。玉しだとばらの色彩盛花様式本位をもとにして花を変えているんだな〜とか。
前期のお花は先生と一緒に見て回ることができ、自分で見るだけでは得られない学びがあった。(散り紅葉や盛物など。)
見たことのない花材はもちろん、見たことのない色の花材や取り合わせがあって、前期も後期も楽しかった。
特に好きだった作品を上にまとめたが、小さな器の中にそれぞれの花材を型の通りに挿れ、そこにきちんと空間も作られている作品や、淡い色の中にシックな色を入れるなど色遊びをしている作品だったり、色だけではなく、花の形にもつながりがある作品に惹かれた。
もし私が出瓶する機会があったら、こんな作品をイメージして取り組みたい。

花と向き合う時間の楽しさはもちろん、花で遊べるようになる時が待ってるのか〜と淡い期待を浮かべられる機会だった。週一のお稽古に向かうのが億劫に感じてしまう日もあるけれど、少しずつ積み重ねていきたい。

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