多分野からみる子ども

今日の学び

子ども学の歴史的変遷
18世紀 啓蒙主義:子どもは道徳教育が必要。
→哲学・倫理学
18〜19世紀 帝国主義・産業改革:発達と化学的に研究する必要。
→生物学・心理学・人類学
20世紀 社会福祉至上主義:子どもは守る必要がある。
→社会学・教育学・社会福祉学
20〜21世紀 グローバリゼーション・ネオリベラリズム:子どもには権利が必要。
→多分野から、多角的に見ていく
社会学・心理学・人類学・歴史学・地理学・法学・政治学・経済学・文学・メディアなどなど、無限。

子ども学はどのように始まったのか
16世紀ヨーロッパの倫理学より、自然権を持った市民の育成を目的に子どもが研究対象になった。大人が子どもを左右させるという概念が根底にある。

ホッブス:大人が子どもに善悪を教えるべき。
ロック:子どもは白紙。社会が良くも悪くもする。
ルソー:子どもは、大人とは違うから教育する必要がある。
ピアジェ:発達段階に応じた教育・政策・保護が必要。
パーソン:家族・学校など、周囲の環境が子どもを作る。
ヴィゴツキー:既習内容に応じた教育が必要。

1980年代から、子ども中心主義が始まった。
生物学的なbecomingと、社会的なbeingとしての子ども。

ーーーーーーーーーーーーーーー

自分の中での不明点

・beingとbecoming
大人になる通過地点としての子どもと、今生きている状態の子ども?

ーーーーーーーーーーーーーーー

個人的見解

教育原理の授業でそれぞれの思想学んだし、採用試験対策でも勉強したけど、思想家と主張が合ってるか怪しい。(見解というより、弁明。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?