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お誕生日おめでとう!

誕生日について。

「もう、祝うような歳じゃありません」という言葉をよく聞く。

「お誕生日おめでとう!」

「いや、めでたい歳でもないんだけどね」

…これは、私には全く理解できないセリフの一つ。


年齢って、そこまで積み重ねてきた年月だよね?

1年生きてきたら、1歳。

20年生きてきたら、20歳。

40年生きたら40歳で、60年生きたら60歳。


長く生きれば生きるほど、誕生日っておめでたいものじゃないの?

途中で離脱せず、生き続けないとその歳の誕生日は迎えられない、って考えると、歳って重ねれば重ねるほど、めでたくてめでたくて仕方がない気がするんだけれど。


「そうは言っても歳はとりたくないものだから」なんて、よく言われるけれど、本気で言ってます?って聞きたくなる。きっと全然本気じゃないんだろうな。

せっかくこの世にいるんだから、もっともっと楽しみたい。皺しわでよぼよぼのお婆さんになるのも楽しみ。老化現象だって未知の経験は全て楽しみたい。

若い頃解決できなかったことも、歳を重ねて解決できるようになったりもする。苦しい出来事や辛い出来事に襲われても、ドン底まで突き落とされても、悲しい別れがあっても、根が楽天家なので、良くなっていく未来しか考えてない。

実際、歳を重ねてみると「若い方が良いこと」「若さが何にも勝る事」なんて、本当に極々一部の、些細な事しかないよ。


この歳まで無事に生きてきた私を褒めて!祝って!って気分になるし、その歳まで無事に生きてきたあなたは偉い!おめでとう!って気分になる。


だから、お誕生日、心からおめでとう!
おめでたくない誕生日なんて一つもないよ。

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