宝塚遊子だった思い出

「ないものをまるであるように話す」ことが大好きです。
分かりやすく言うと空想作り話。
ひとりで考えるのも楽しいですが一緒に考えてくれる人がいれば100倍ぐらい楽しいです。

なんかクリエイティブな感じに聞こえますが全然違います。
ただ適当に話を盛ったり作ったり意味不明な作り話をするだけです。
これまでの例は、勝手にサンリオキャラクターの性格や生活スタイルを考えたり
(ばつまるくんは届いたファンレターを何度も何度も読み返す、キキララはYouTubeでカップルチャンネルをしているなど)
友達の弟と付き合ってる体の話を広げたり
架空の人物を作り上げたり
聞くだけではいかにもおもんなさそうです。
あのときはあんなに面白かったけど今思い出そうとしても全然思い出せないな。
作り上げている本人たちはゲラゲラ笑うほど楽しい作業ですが周りで聞いている人の気持ちはわかりません。もしかしたら本当に黙れと思うほどおもんないくせにうるさかったかも。
突拍子もないことを言うというところに面白さのポイントがありますが、ただ遠いところから持ち出すというのではなくワードセンスが問われる感じが最高に楽しかったです。
その持ち込むワードに、その人の生きてきた中の面白いと感じるものが見えるのも楽しかったです。

そんなわけでタイトルは私が昔作り出した人間の名前です。
たしか私の親友かなんかでした。
めっちゃ性格が悪かったことは覚えてますが細かい設定は全部忘れました。
スッキリの天の声みたいな感じで私が私の親友を演じて適当に私とのエピソードを話したりしてた気がします。
当時の自分としての面白ポイントはゆうこのゆうが遊ぶっていう字というところです。あと苗字が宝塚。
生きてきてセンスはあんま変わらないので今でも即興で作った名前界で結構面白い気がする。
名前があり得る程度に変な方向に珍しい。
なかなか人に共有できないだろう私だけの面白ポイントでした。

宝塚遊子もみんなとのやりとりでできあがったキャラクターなので、友達なくして生まれることはなかった命でした。
みんなで生命を吹き込んだ宝塚遊子。
今思い出しましたが顔もめっちゃブスでした。
中学で生まれて高校でキャラが定まった珍しい生まれ方だった遊子なのでした。

面白い友達といると作り話がはかどりました。
みんなが予想外でめっちゃいいところのつぼをつくワードを出す感じが大好きでした。
芸人のnoteをいくつかフォローしてますが、やっぱり芸人さんはそういうのがうまいですよね。
「面白い」と感じるポイント、それをどこで出すか、というインプットとアウトプットがやっぱり、きらりと光る面白さがありますよね。
私も鍛えたいからまたみんなで作り話したいなぁ。
作り話をすることを楽しんでくれるぐらい仲良くなる、もしくはそれを楽しむ人と出会うのがすごく難しいことをここ4年ぐらいずっと思ってるので、いい加減「つく友」がほしいです。
これ、たぶんクリエイティビティ生成にも役に立つんじゃないだろうか。
みんなでやろう。

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