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だから私は、日向坂。


こんばんは。
お久しぶりです。

本記事は3月30日31日の2日間に渡って開催された『3回目のひな誕祭』の感想になります。
因みに開催地は東京ドーム。

ここまで来たぞ!ってオレにも叫ばせてくれ。

なんて書き出しで是非始めさせてください。


Q, あの日の約束、覚えてる?

厳密に言うと、いや言わなくても覚えてない。
何故ならば自分は『走り出す瞬間』のツアーに参加していないからだ。

自分の始まりは『ひらがな推し』
当時学生だった自分にはあの日曜日深夜の通称"坂道番組確変ゾーン"の時間が大好きだった。
当初の推しメンは加藤史帆・潮紗理菜。
『アンビバレント』の握手会で直接会ってから、まあまあ2人に惹きつけられたのを覚えている。

自分の中でこのグループに対する潮目が変わったのは『JOYFUL LOVE』と『君に話しておきたいこと』に触れてから。
今まで3番目のグループとしか認識していなかった未開拓地に明確な熱の鼓動を感じた瞬間だ。
まあ、そこから彼此3年強。
推しメンも変遷して今に至ると言う訳なんですよ。

ただそんな自分でも感じたんだ。
『約束の卵』とあの幕前VTRに流れるけやき坂46と日向坂46の血脈を。
好きになりすぎて植え付けられてしまったのかもしれない。"あの日の約束"を。

日向坂46としてデビュー後の一筋縄ではいなかった悔しさの積もる日々。
数々のレコードを記録する順風満帆にも思えたグループに根差す2度のドーム公演延期と言う影。

そんな日々でも「一緒に歩いて 一緒に辿り着いた」そんな足跡の軌跡は嘘をつきませんでした。


東京ドーム、いくよ

『ひらがなけやき』
一面ピンク色に染まるドームの景色。
当初はメンバーがサイリウム色を指定して周知するも、会場の1割も染まらなかったらしい。(ソースはその後のキャプテンのMC)
東京ドームに対する先制パンチだ!

「ひよたんへ。きっと見えてるよね。」
コロニングの影響で本公演を欠席することになった濱岸ひより。君に捧げる『青春の馬』なんだ。
幕前映像で濱岸の離脱を知り、上手くいかないもどかしさで崩れる渡邉河田の映像。
おら…もう…

「お久しぶりです。小坂菜緒です。」

ウワァ小坂菜緒ちゃんだァッ!
日向坂のエースじゃねーかッ!!!!


この瞬間、東京ドームの地下に存在する闘技場から聞こえました。範馬勇次郎の雄叫び。
確かに居ました。そこには世界最高美少女が。

大舞台で結実する、けやきの記憶

『イマニミテイロ』で芽生えた反骨心は何倍にもなって、武道館の数倍のキャパシティの舞台でハッピーオーラの一部として収斂しました。

『それでも歩いてる』の空席は次のステップへ歩みを進めた者たちに送る"今現在の日向坂46"から送るアンサー。

『半分の記憶』では2期推しは恐らく334回は観たであろうあのダンストラックのリフレイン。
鬼やべー、かっけー、とんでもないッスよコレ!
出ました!!!!9.5!
半端ないっすね。吠えちゃってます。現場で僕。
衣装も爆可愛です。(小学生)


ハッピーオーラの作り方

『おいで夏の境界線』


『キツネ』『ってか』
何時もはうるせえ!と絶叫してしまいそうな爆破音も今日は昂りからか愛おしい。
全身ハッピーオーラ人間になると100Hzの音も愛せます。間違いなく。


今までと、これから。

『約束の卵』
ここが初日の白眉になるのは言わずもがなでしょう。夢のドーム公演が決まった「ひなくり2019」での涙。
あの雰囲気の再現になるかと思いきや、違うんですよ。その時舞台を支配したのは、メンバーの充足感に溢れた笑顔、達成感とかそんなチャチなものではないと思うんですよ。

『日向坂』
この曲が初日の締めで良かった。
これからもずっとずっと続いていく希望の坂道を予感させる、そんな初日のラストになりました。
早く皆んなで歌える日々が戻りますように。
そんなグループが持つ先の希望を予感させる為の最高の有効打でしょう。


この愛が確かに真実だって証明しよう。

『僕なんか』
主人公が高嶺の女性を好きになってしまう。
それをアイドルとファンの関係に投影する。
そこら辺のリンクが上手すぎるんですよね。

多分会場のオタクは全員思い当たる節があったのではないでしょうか。
因みに僕は推しメンにガチ恋してるので歌詞見ながら震えてました。
小坂菜緒ちゃんの復帰後即センター。
やっぱり愛されているんですよ。日向坂46と言うグループに。

W佐々木とひなのちゃんのフロント。
ここで確実に吹きました。新しい風が。
未来のエースである3期生の上村ひなのちゃんを屋台骨である2人が引っ張る構図。
ここでも震えました、勿論コロナではないです。


『JOYFUL LOVE』
虹色に染まる東京ドームを真っ白な神々しさすら感じる輝く衣装で渡り歩く日向坂46。
あの瞬間、僕たちはグループを思わず神格化したくなるような。
夢を見ていたのではないでしょうか。
虹を分断する花道を一つの光源が横断する。
もうお分かりでしょう。
ここは思い切って「救済」と喝破させてください!まあ少し大仰ですね。


日向坂に夢を見る

明日はどんな夢を見せてくれるのでしょうか。
だから私は、日向坂。

ありがとう。

文責=いんた


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