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牡羊座日蝕新月の影響を考える

先日、Instagramに
牡羊座日蝕新月の投稿をしました。

いつも投稿を作成するときは
チャートを印刷した紙にひたすら
思いついたことを書き込んでいきます。

サビアンシンボルまで読むときもあれば
天体×星座だけ、天体×ハウスだけ
で読むときもあって、かなり自由に読んでいます。

今回の牡羊座日蝕新月もいつも通り
好きなようにリーディングしていたのですが
途中で突然殴り書きしたのが

自分が欲しいものを
なにがなんでも掴みに行く自己信頼と強さ

欲しいものから目をそらさない
願いが叶わないパラレルを手放す

このふたつを意識して
次の蝕の季節(9月と10月)まで過ごす

自分の心に素直になったひとには
最高の*ご褒美があるよ


*11月20日の冥王星水瓶座入りのこと

この文章でした。

わたしはいつも蝕の時期になると
月が表に出てきます。

そうすると、

明るい氣持ちで過ごせない
確定した未来を信じられない
自分に自信を持てない

など、ナイナイづくしのわたしになります。

紛れもなく、わたしなのですが
いかんせん、わたしらしくない。

わたしはこの感覚を
西洋占星術という學問を知るまで
一生抱えていく生きづらさ、だと思っていました。

専門的な話で言うと
わたしの月星座と太陽星座の関係は150°
インコンジャンクト(クィンカンクス)の関係です。

この関係を月と太陽で持っていると

自分のなかに
*共通点のないふたつの性格が成り立っており
ある種の二重人格のような状態


が成り立ちます。

月は太陽を受け入れられず
太陽は月を受け入れられず
本人はなぜだか苦しいという自覚だけがある。


*共通点のないふたつの性格、とは

月牡牛座:女性、不動宮、地のエレメント
太陽射手座:男性、柔軟宮、火のエレメント
という共通したエネルギーがないことに由来する


月牡牛座の
『変化を好まない、ルーティーンが安心する』と

太陽射手座の
『変化を恐れない、思いつきで行動する』

このふたつがお互いに作用して

『変化を好まないのに、思いつきで行動をして
 自らルーティーンを崩し、パニックになる』

という自滅を何度も繰り返してきましたが
西洋占星術に出逢うまで理由がわかりませんでした。

月や太陽が喰われる蝕や陰極まる冬至の時期は
月牡牛座の陰湿な傾向が強くなり
太陽射手座の樂観さがなくなります。

10天体あるなかでいちばん弱いとされる月に対して

2023年は
t天王星のコンジャンクションが
2回も起こり

10月29日の牡牛座月蝕満月では
逆行中のt天王星とn月がコンジャンクション
nとtノード軸もコンジャンクションしていました。

さらにプログレスでは
n冥王星にp月がオポジションになるなど
月に対する集中砲火のような1年でした。

まさに、
変わるしかない、変えるしかない、
変わらざるを得ない

そこまで徹底して
わたしには月を改革する必要があった
と言えます。

4月9日の牡羊座日蝕新月で
順行に戻った天王星のコンジャンクションを経て
わたしの月牡牛座の改革は終わりを迎えました。

本当に苦しくて、終わりも見えなかったけど
やっぱりちゃんと終わったなぁと言う感じです。

苦しいときは星に出ているし
終わるときも星に出ているし

やっぱりわたしはわたしの人生を決めてから
生まれてきたのだなぁと。

明日という日は今日の続きではない。
しみじみと思う日々です。

まなみ

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