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序章


今更ではありますが、私とTABIPPOの出会い、そこからスタッフになるまでを書いていこうと思います。

自分の原点を振り返る意味も込めて。

無駄なこともたくさん書いちゃってます、ご了承ください。


目次
1.平凡な生活
2.ひとつの通知
3.TABIPPOとの出会い
4.新たな世界
5.スタートライン



平凡な生活

前期で受けた第一志望の大学は落ち、ダメもとで受験した後期試験の大学からなぜか合格をいただき、晴れて大学生となった2018年春

高校時代からずっと憧れていた部活にはいり、元々興味があった国際協力ができるサークルにも所属し、一人暮らしという自由な環境でごく普通の大学生活を送っていた。

サークルにも学科にも友達ができ、本当に人生で一番楽しいんじゃないかくらいの日々を過ごしていた。

とにかく楽しいが溢れていた大学一年目。春休みには短期留学もして、勉学も私生活も充実していた。

だけど、心のどこかで、このままでいいのか、このままただ楽しいだけの大学生活を送ってていいのか、そう思っていた。

少しのもやもやを残しつつ、2019年春、私は大学二年生になった。


ひとつの通知

なんとなくで始まった大学二年生。いたって普通の生活を送りながらも、私はなにかきっかけを探していた。将来の夢がはっきりしていなかったのもあって、自分が興味を示すものを逃したくなかった。

そんなあるとき、ある公式LINEからひとつの通知がきていた。

開いてみると、そこには、学生スタッフ募集の文字。

実は、私はあのイベント、BackpackFESTA2019に参戦していた。そのときに追加していた公式アカウントからの通知だった。

いつもなら興味のないどうでもいい内容のものはスルーするんだけど、このときはなぜかスルーしきらんかった。というか、スルーできなかった。少なからず、自分がこれに興味を持っているって薄々気づいていたから。


TABIPPOとの出会い

そもそも私がこのTABIPPOを知るきっかけになったのは、ある友達のストーリーだった。

今からさかのぼること約2年弱、2018年秋。

いつものようにインスタを開き、ストーリーをみていたら、世界一周という文字が目に留まった。どうやら、優勝したら世界一周に行けるコンテストがあるらしい。海外は行きたいけど、世界一周は考えたことなかったなあ。でもちょっと気になるなあ。当時の興味はこのくらい。とりあえずサイトにとんで内容を見てみた。

DREAMっていうコンテストで、TABIPPOっていう会社がやってるらしい。どんな会社なんやろう。そう思って会社のホームぺージを見てみた。

旅するように働くかあ、おもしろい制度いっぱいあるなあ、世の中にはこんな自由な会社もあるんやな。第一印象はこんな感じ。これが、私とTABIPPOの出会い。

DREAMのストーリーを載せていた子は、当時の学生スタッフだった。その子は地元が同じわけでもなく、学校が近いわけでもない。高校生の時に参加した県の短期留学プログラムで出会った県内の20人の高校生のうちのひとりだった。もし私がその短期留学プログラムに応募してなかったら、出会えてなかった。出会いってすごい。

DREAMにエントリーするほどの勇気はなかった。世界一周なんて考えたこともなかったし、エントリーするとしても世界一周に対する思いがなさすぎる。とはいえ世界一周という文字をスルーできなかった自分がいたから、それから1週間くらいは悩んだ記憶がある。DREAMというものやTABIPPOという会社の存在を知ったのは自分にとって大きなことだった。


新たな世界

それから数週間後、今度は数か月後のイベントに関するストーリーが流れてきた。来年の2月末に旅に関する大きなイベントがあるらしい。そこで、こないだストーリーで見たDREAMの優勝者が決まるらしい。どんな人が優勝するんか気になるなあ。数か月後なんて特に予定ないし、行ってみようかなあ。

そう思って、海外に興味ありそうな友達をつかまえて一緒に行くことにした。いつもストーリーで流してる子に連絡とって、チケット購入の案内をしてもらった。11月にはもう買ってたから、相当気合はいってるやーんって今なら思う、笑

そして迎えたイベント当日、BackpackFESTAってどんなんなんやろう、正直あんまりよくわかってないまま会場へ向かった。私の目的はDREAMの優勝者、そのくらいしか頭になかった。

開場と同時くらいに会場へ入った。おそろいのパーカーを着たスタッフさんらしき人達にたくさん声を掛けられ、ブースに誘導され、スタンプラリーなんかもしながらロビーで時間を過ごした。イベントなんて行ったことなかったから、何もかもが新鮮で楽しかった。

舞台が開場し、席に座り、もらった資料をみながら始まるのを待った。そこには海外旅行に関する情報がたくさん載ってて、友達とここ行きたいこれしたいって言いながら盛り上がった。

アナウンスが入り、ステージでのコンテンツが始まった。くせのある司会者さん、旅するダンサーと名乗る男性の夢を追いかけるお話、アーティストの音楽ライブ、きれいな女の子たちが海外を旅している映像、1年以上たった今でもはっきり覚えてる。

やっぱり1番記憶に残っているのはDREAMというコンテスト。こんなにも大きな会場で誰よりも熱く夢を語っている同世代の学生がいるということ。全員に投票したかったくらい感動した。どのプレゼンターもかっこよかった。

こんなイベントをつくるのってすごいなあ、私もしたいなあ、でも家から遠いから無理だなあ、うっすらそんなことも考えていた。


スタートライン

そしてそして、話はスタッフ募集の通知があったところに戻ります。

自分の興味を逃したくない、大学生活このまま終わりたくないと思っていた私は、その通知を開き、学生スタッフの説明会が行われていることを知る。

しかしその時はもう5月中旬、説明会も残りわずかとなっていた。サークルやバイトの予定を照らし合わせたら、1日だけ行けそうな日があった。行くしかない、ここで行かなかったら後悔する、そう思った。すぐに申し込みのフォームを提出した。

説明会当日、電車に揺られ、行ったことない土地を歩き、集合時間ギリギリに会場へ到着した。

正直、説明会でどんな話を聞いたかはあんまり覚えてない。少しの不安はあったけど、説明会の申し込みをしたときから、私の心の中でもう答えは出ていた。

家に帰って確定フォームを出した。次の日の授業中にグループへ入り、当分グループの通知が鳴りやまなかったのを覚えてる。

2019年春、私の学生スタッフとしての生活が始まる。





つづく



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