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「終わり」がくる


支部MTGにて、自分が頑張れている理由について話す時間をもらった。頑張れている理由なんて挙げるときりがないけど、3つにしぼってみんなの前で話した。

そのひとつ目の理由が「終わり」がくるから。

今回はそれについて言語化していく。


2020/7/12

始まりの日。TABIPPO2021福岡支部キックオフの日。

私とぞんはこのキックオフの企画を任され、1カ月前くらいから企画していた。オフラインでの企画がオンラインになり、時間もコンテンツも大幅に変更し、当日を迎えた。

まだまだぎこちない会話、緊張してこわばってる表情、慣れない環境で長時間パソコンと向き合って疲れている姿。今思えばすべてが愛おしい。

この日、私はみんなのおねえちゃんになるって決めた。夜、その時の気持ちを言語化しようとして「おねえちゃんになる」ってタイトルのnoteを書いてたけど、結局書ききれんままここまで来てしまった。

キックオフに参加してくれた全員で写真を撮って、この日は終わった。

これが始まりの日。


2020年夏

キックオフが終わって、活動が本格的にスタートした。

チームが決まって、それぞれで活動することが増えた。チームが発表されたのはいつだったかな。どきどきしなからこーいちろのスライド見てたな。完成した全体の組織図を見て、ついに始まるなと実感。

自分の中で期待と不安が共存してたけど、期待のほうが大きかった。これからどうしようって不安よりも、このメンバーでなにをして、どんな景色が見れるんだろうってわくわくしてたほうが大きかった。

世の中が少し落ち着いてからは、とにかく会いたい人に会いにいった。ずっとオンラインでのやり取りだったぶん、オフラインで会えた時の感動は忘れられん。画面上で見るまんまの人、想像してたより背の低かった人、背が高かった人、一種の答え合わせみたいな感覚で新鮮だったな。

そんな感じで2020年夏が終わった。


2020年秋

チームでの活動が本格化し、旅大学もコンテストも始まった。数値に追われながら、お互いに励まし合いながら、みんなで乗り越えた。

合宿もして、みんなで会って語ってご飯食べて、友達から仲間になれた人も多いんじゃないかな。毎週のようにエアビ借りて、なにかと理由付けて集まってたね。

SHINE・DREAMがひと段落して、合宿で仲良くなって、全体の距離が縮まった時期だったんかな、と、私は感じてた。

2020年秋が終わる。


2020→2021

年末年始。また新たな「始まり」があった。それは、BackpackFESTAのチーム決定。

残りの期間のほとんどをこのチームのみんなと過ごすことになる。迫りくる期限、追われるタスク、ぶつかり合う意見、短期間でいろんな壁を乗り越えなければならない。そんな時期がついに始まった。

まだまだ曖昧な決定事項、チームがチームとして稼働できるようになるまでの時間、次から次へと出てくる疑問。チームとしてでも私個人としてでも、大きな壁がたくさんあった。


2021/2/7

そしてあっという間に今日が来た。2/7。CブロックのBackpackFESTAまでちょうど1カ月。

現状はどうだろうか、このまま残り1カ月過ごしていいのか、残りの期間でなにができるだろうか。

実感がないというのがホンネ。


2021/3/7

そしてこの日。すべてが終わる日。

今ではあたりまえになりつつあるこの活動も、この日が暮ればあっけなく終わってしまう。

毎日うるさい通知も、期限に追われるタスクも、眠いなか頑張って出席するMTGも、全部なくなる。同時にいくつものグループが動いて通知がえぐいことなるLINEも、いっぱいメンションされて返信が億劫になるslackも、ありがとうを可視化して送るサンクスカードのTUNAGも、この日を境に全く動かなくなる。

ずっとうるさいって思ってたのに、いざその通知がなくなるとなんだか寂しくなる。今は想像できんかもしれんけど、中にはそれを喜びとして受け入れる人もいるかもしれんけど、あたりまえになりつつあるものが無くなるのは寂しい。



正直今はしんどい人もいると思う。あんまりモチベがなくて動けてない人も、なにをしたらいいのかわからない人も、情報が多すぎてついていけてない人も。

私もしんどい時はある。体力的にも精神的にもきつくて、すべてを投げ出せたらどんなに楽やろうかって思うときもある。でも、それでも頑張れてるのは、これには終わりがあるから。今この瞬間になにをしていようと、必ず終わりがくるから。

せっかく限られた時間なら、自分にできること全部やってやろうじゃんって、全力でやって終わりたいじゃんって。こう思えてるのが私が頑張れてる理由のひとつ。


終わりに向かってがんばるのは複雑かもしれない。だけど、どうあがいても終わりはある。その日まで、みんなで前向いて突っ走っていきたいなあ。最高の終わりを迎えたいなあ。


MTGでこのことを話したら、あらためて終わりがくるってことを言葉にしたら、なんだか泣きそうになった。


最後までよろしくね。






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