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私は片想いでいい

いつも私は片想い
自分が愛に気づけてないだけかもだけど
自分が異常に愛を伝えてるだけかもだけど
あなたのことだいすきなんだよって伝える機会が多い
でもそれでいい
それがいい

たくさん愛を届けられる人になりたい
愛を受け取るのは慣れてなくて照れくさいから

言葉にして伝える

私が自分の課題としている言語化。

自分の中では苦手意識があるけど、たまに褒めてもらえることがある。
苦手意識がある理由としては、自分の思いをうまく言葉で表現できないこと、短くシンプルにまとめることができなくて長くなってしまうこと、伝えたいことを全部詰め込んじゃうこと。

誰かに喋って伝えるってなると、伝えたいことをうまく頭の中で整理できなくて、結局なにを伝えたいのかわからなくなる。そしてテキストと同様だらだら長くなってしまう。

文章を書くのはすき。思いを言葉にするのもすき。ただ語彙力がなくて途中で苦しくなるけど、喋って口で伝えるよりは、テキストにして伝える方が得意。だからついつい長文送っちゃったり、たくさんメッセージ送ってしまったりする。

チームのみんなへの想い伝えてみたり
サンクスカードコンパスカードで愛情たっぷり詰め込んだメッセージ送ってみたり
誕生日に長文メッセージでお祝いしてみたり
シンプルにすきって気持ちを伝えてみたり

うざがられるかなって思うこともある。そう思って躊躇したこともある。けどやっぱりこの気持ちを伝えられて嫌な気持ちになる人はいないんじゃないかって。だから私は伝えたいって思ったときに伝えるようにしてる。自己満かもしれないけど。

一方的な矢印

自分の気持ちを伝えるとき、メッセージを考えるとき、その相手のことをすっごく考える。その人のことを想いながら言葉に気持ちを詰め込む。想いが大きければ大きいほど、文章も長くなるし時間もかかる。

だから無意識に期待してしまう。そのメッセージを受け取って喜んでくれる姿を想像してしまう。返信がくるのを待ってしまう。自分が時間をかけて考えたメッセージを受け取った先を、期待してしまう。

だけどそれは私の自己満で、一方的な矢印。期待通りのものが返って来なくてひとりで勝手に落ち込むこともあった。自分はこんなに時間かけて想い詰め込んだのに、その人にとって自分はこんなもんなんや。相手にとって私はこれだけの価値しかないんだ。そう思ってしまったこともある。

見返りを求めていたわけではないのに、相手からのなにかが欲しかったわけではないのに、無意識に期待して、勝手に落ち込んでいた。すごく自分勝手な考えだった。

サンクスカード・コンパスカードっていう制度が個人的にだいすきってのもあって、意識して使うようにしてた。あともうひとつ使ってた理由としては、自分が使ってるのを見て、支部の中で使う人が少しでも増えたらいいなあっていう気持ちもあった。こんなに素敵な制度、シンプルにみんなにも使ってほしかった。

カード制度の利用数が、月に1回ランキング形式で発表されていた。私は初回から数か月続いてランクインしてた。ただの支部内のランキングだけど、静かに負けず嫌いな私は、このランクインはかなり嬉しかった。と同時に、1位じゃないときはほんとに悔しかった。

私がランクインしてたのはカードを送った数ランキング。送られた数ランキングにはランクインしたことなかった。このランクインが全てではないけど、ここで私は一方的な矢印を感じた。カードをたくさんもらってる人が羨ましかったのかもしれない、嫉妬心みたいなのもあったんかもしれない。私がいっさいカードをもらってないわけではない。だけど心のどこかで落ち込んでいる自分がいた。

矛盾していた

私は初心を忘れていた。ただ自分がすきで使っていたカード、自分が伝えたくて送ってたメッセージ。自分の目的は返事や見返りじゃない、自分の気持ちを伝えること。いつのまにか目的がすり替わり、本来の目的が手段になっていた。

それに気づけてよかった。矛盾していたことがわかってよかった。人間は無意識のうちに見返りを求めてしまうのかもしれない。それが本能なのかもしれない。だけどそれじゃメンタルがもたない、しんどい。もう誰かに何かを求めるのはやめよう、そう思った。

私は片想いでいい

それからだいぶ楽になった、返事がもらえたときの喜びが今までの何倍にも大きくなった。

今このときにしか伝えられない想い、伝えたいって思ったらちゃんと言葉にして伝えようって思った。今は今しかないしね。あのとき伝えとけばよかったって後悔するのいやじゃん。一方的かもしれないけど、私はこれでいいと思ってる。両想いを求めて落ち込むくらいなら、いっそのことずっと片想いでいい。私の言葉で、少しでも心動いてくれたらそれでいい。

私はこれからも自分の想いを伝えていく。長文になっても、うまく言葉にできんくても、その時の自分の気持ちを伝えていく。カードも送りまくるし、長文で誕生日のお祝いするし、手紙も書く。

両想いになった

このnoteを書こうとしてから2週間くらいたったとき、ついに私の片想いが両想いになった。

毎月のカードのランキングで、送られたランキングにランクインした。私のこの思いを知ってた仲間のひとりは、両想いおめでとうっていちばんに伝えてくれた。一方的でいい、片想いでいいって思ってたけど、やっぱりランクインすると嬉しい。

2020年最後の全都市ランキングでは、送られたランキング1位になってしまった。支部内でも全然ランクインしてなかったのに、知らないうちに全都市で1位になるほどカードを受け取っていた。

きっとみんなはこんなに気にしてないと思う。勝ち負けじゃないのに、ランキングってなると変に負けず嫌い発揮されちゃって、勝ちにいきたくなっていまう、私の短所です。でもこれは自分では勝ちにいけないランキング。みんなが送ってくれたカードの総数でのランクイン。たったこれだけのことだけど、今までの努力が報われた気がした、みんな見てくれてるんだって思えた。ほんとに嬉しかった。

だけどなんだかむず痒い感じがする。一方的な矢印に慣れすぎて、いざ自分に矢印が向かってくるとうまく受け取れない感じ。

やっぱり私は片想いでいいや、むしろ片想いがいい。

伝えたいって思ったときに伝えたい。ありがとうの気持ち、ごめんなさいの気持ち、すきの気持ち。どの気持ちも伝えないと後悔する気がするから。後悔しないように、自分の想いを伝えていく。

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