恋人との甘くほろ苦い時間

著者:ゆかまな
これはRouge et Noir の同人誌です。


今日は玲さんのお誕生日。プレゼントにケーキを作った。喜んでくれたらいいな。

もちろんお仕事はお休みじゃないので、玲さんのラボに差し入れに行く事にした。

真壁さんにも周防課長にも、見つかりませんように、、、

ラボのドアをノックする。

コンコン

来栖「はいはーい」

新人ちゃん「失礼します・・」

来栖「やあ、君か。いらっしゃい。今冷たいコーヒー入れるからゆっくりしてって🎶」

新人ちゃん「あの...///玲さん...///」

来栖「?」

新人ちゃん「お誕生日おめでとうございます!あのっ...///これ私が作ったんですけど、良かったら食べて下さい...///」

来栖「え?誕生日?…あ〜今日7日か……」

新人ちゃん「もしかして忘れてたんですか?」

来栖「はああっ…はぁ…そう…最近なんだかんだで忙しくって日にちの感覚がなかったわ…君もでしょっ?」

新人ちゃん「まぁそうですけど…でも玲さんのお誕生日は忘れたりしませんよ!だって...///恋人なんですから...///っ...///」

来栖「わぁ、プレゼント?どうもありがとうね!開けていい?」

新人ちゃん「はい...///どうぞ」

来栖「わあ、ケーキだ美味しそう✨✨これオレにくれるの?」

新人ちゃん「はい、食べてくれますか?」

来栖「もちろんだよ!ありがとう!」

(良かった喜んでくれた・・・・)

来栖「あ、ねえ今ちょうど休憩しようと思ってたから一緒に食べようよ」

新人ちゃん「いやいや、玲さんにあげたんですから玲さんが食べて下さい」

来栖「いいのいいの。君がオレの為に一生懸命作ってくれたんだから、オレが一緒に食べたいんだ」

新人ちゃん「それじゃ、失礼して・・・」

来栖「ねえ、あーんで食べさせてよ」

新人ちゃん「えぇえ!?!?」

来栖「オレ誕生日だからさ、お願い?」

新人ちゃん「では...///どうぞ・・・」

来栖「あーん🎶美味しい✨✨」

(神様、港湾厚生局のスーパーアイドルと2人っきりでこんな事して私殺されませんように)

一方、喫煙所

真壁「フン、嫌がらせに煙草吸ったすぐ後に押しかけてやる」

周防「ったく、あの色ボケめラボでイチャついてんじゃねえよ。新しい仕事持ってきてやったのに(至急の山)よっ!真壁!丁度いい!お前に色ボケの所に行く口実をくれてやるよ!」

周防と真壁の結託により・・・甘くほろ苦い時間。

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