2023年 有馬記念 予想

普段レース予想とかnoteに書かないのですが、折角現地参戦する有馬記念なので、どういう事を思いながら予想してたかを備忘録代わりに残しておきます。
なにより現役馬としてずっと"最推し"だったタイトルホルダーの引退レースなので、その感情が色褪せないように。

◎タイトルホルダー

当然と言えば当然ですが本命は彼です。思えば一昨年、去年と毎年有馬記念では彼の単勝にブチ込み続けていました。
21年は16番、22年は13番と暮れの中山では枠番に恵まれ続けなかった彼ですが、今年は絶好枠の4番。3度目の正直となって欲しいところです。

彼の強みはステイヤーとしてのスタミナがありながら、中距離馬としてのスピードも持ち合わせていること。今年は同じく逃げ馬でステイヤーのアイアンバローズがいますが、出負けすることはないでしょう。

あとはもう横山和生とタイトルホルダーを信じるのみですね。確かに天皇賞春や宝塚記念を勝った頃と比べると力は落ちたかもしれませんが、前走ジャパンカップで5着に入ったようにG1馬としての実力は未だ健在。勝って終わりましょう。


〇ジャスティンパレス

来年のG1戦線を盛り上げるのは彼じゃないでしょうか。今年は全てのレースで馬券内。春天勝者ということでステイヤーの印象が強い馬ですが、中距離路線でも実力はトップクラスだと思います。秋天は馬の形をした何かが1位入線しただけで、実質今年の天皇賞春秋制覇を成し遂げたと言っても過言ではないでしょう。

気になる点と言えばレコード決着だった秋天の反動でしょうか。プログノーシス、ダノンベルーガ、ガイアフォースと秋天上位入着馬の次走はいずれも厳しい結果が続いており、(間隔が空いたとはいえ)本馬も秋天の反動が心配なところではあります。
特に彼は昨年の有馬記念でも菊花賞の反動があったのか7着。菊花賞時に既にあまり状態は良くなかったようで(それでも3着に入った実力は流石ですが)、今回も同様の事態にならないかが懸念点ですね。

▲ライラック

中山2500mへの適正だけを考えると出走メンバーの中でも上位だと思ってます。個人的に、両グランプリのコースに求められる適性=阪神2200mと中山2500mへ求められる適性 は共通していると思っているのですが、この馬は阪神開催の2022年エリザベス女王杯で2着に入っています。その後の日経賞(中山2500)でも牡馬相手に好走していますし、彼女が両グランプリコースに適性があることは間違いないでしょう。

間違いなくこの適性は父由来のものなんでしょうね... 叔父のドリジャもやたらグランプリ強かったですし...

穴馬として買うなら彼女かシャフリヤールしかないと思ってます。本当はプラダリア辺りも気にしていたんですが、枠がね...

△ドウデュース

マイラーマイラー言われてますが、個人的にはコイツ2400↑の中距離馬だと思ってるんですよね。人気は過大評価気味な気はしますが、それでも絶対抑えておきたい馬だなと。

あとライラックの項でも述べた阪神2200適性≒中山2500適性説ですが、彼が今年勝利した京都記念も阪神開催なんですよね。そういう意味でも案外ここで勝つ可能性はそれなりに高いのかなと思っています。

△スルーセブンシーズ

枠出る前は〇くらいの印つけてたんですけどね... 枠がね... 本当にこのコースの枠問題どうにかならないんですかね...
8枠15番に関しては、古くはイナリワンが勝利、それ以降だと18年にシュヴァルグランが3着に入った程度。過去馬券内0の16番に比べれば幾分かマシですが、まぁそれでもこれ以上の印は付けられません。

とはいえ鞍上、馬共に有馬記念勝ちうるポテンシャルは十分にある馬。応援はしてます。

△ハーパー

3歳で買うなら彼女かなと。お気付きの方も多いと思いますが、今年の3歳牝馬はかなりハイレベルです。斤量も軽いですし、ソールオリエンスやタスティよりはこっちを買いたいですね。

あとはシャフリヤール、スターズは懸念点がデカいですが実力は評価したいですね。
3歳牡馬は...どうなんでしょうかね?ダービーを見た時はタイムが例年より遅かったこともあり低レベル世代なのかなと思いましたが、ドゥレッツァが制した菊花賞は例年と比較しても遜色ないタイムでかなりの高レーティング。
春までのパフォーマンスが低いのも、世代のレベルというよりはノーザンFが早仕上げを辞めた影響と言われれば納得できます。
ここが試金石なんでしょうけど難しいところです。

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