はちみつ大根のパワー
note投稿一発目から不穏な話題だが、夫がコロナ陽性になった。
みんな嬉しい3連休を目の前に悲しみの隔離期間がスタートしたため、暇つぶしも兼ねて以前から興味のあったnoteを始めてみる。
始まりは朝、突然始まったのどのイガイガから。
昼過ぎには微熱が出始め、夕方には38度越えの立派な発熱。
「こりゃマズいぞ・・」と、すぐさまオンライン診療を予約。
あれよあれよという間に夫はコロナ患者となった。
夫は完全テレワーク&大学院生の私もテレ講義なので、感染源は本当に不明。目をつぶって歩いても同じルートを歩けるんじゃなかろうかと思う程、二人の行動範囲は狭いので、感染するチャンスが見当たらない。
いつ誰がかかってもおかしくない状況にあることを改めて思い知らされた。
幸い私(PCR検査結果待ち)は元気なので、細心の注意を払いながら看病しているのだが、見ていて不憫になるほどのどが痛そう。ウンウン唸ってる。
トローチものどスプレーも痛み止めも効かない。つばを飲み込むのも辛く、食事をとるのもしんどそう。唯一解放されるのはアイスを飲み込んだ時だそうだが、一日中アイスを流し込む訳にもいかない。どうしたものか。
Googleで「のど 痛み すぐ治る」と打ち込み、対処療法としてでてきたのが【はちみつ大根】というなんともほっこりとしたレシピ。
作り方は至極簡単で、小さく切った大根をハチミツに漬ける。それだけ。
半信半疑で小さなジャムの空き瓶にはちみつ大根を作ってみた。
1時間ほどで大根の水分がハチミツに溶け出し、黄色い液体に白い四角がぷかぷか浮かび始めた。お世辞にもあまり美味しそうには見えない。
ところが!!
スプーン一杯のはちみつ大根をお湯で割って飲むとこれが結構いける。
水分が抜けて密度が高まった大根は、甘いたくあんのよう・・というとまずそうに聞こえるけれど、ぎゅっと凝縮したリンゴみたいでシャキシャキポリポリ歯ごたえがあってとにかく美味しい。
しかも夫曰く、市販薬よりも病院で処方された漢方よりも【はちみつ大根】がのどの痛みを和らげてくれているらしい。先人の知恵おったまげ。
既に我が家の大根の半分がはちみつ大根に変身している。
ぶり大根作ろうと思ってたのに。まあ、いいや。
のどの痛みにお悩みの方々。
はちみつと大根の素晴らしきマリアージュを是非お試しあれ。
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