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プログラマーという仕事はなくなるのか? ChatGPTに聞いてみた

この間、ソフトウェア開発者の飲み会に行ってChatGPTの話を振ってみたのですが、意外にも反応が薄くてビックリしました。僕のTwitterのタイムラインだと、もうプログラマーという仕事はなくなるみたいなTweetで溢れてるんだけど。

ChatGPT登場後の世界はどうなるんですかね? 
ここはChatGPT御本人に聞いてみますか。

※ 最初の黒地の1行が質問で、その下がChatGPTの回答です

どうですか? 特にChatGPTをあまり使われてない方に感想をお聞きしたいのですが、割りとまともなことを答えてません? ChatGPTにオススメのカフェを聞いたら存在しないカフェを教えられたみたいな記事を読んだりしますが、それはBingのほうが向いてると思います。ChatGPTはこういう正解が一つではなく、それっぽいことを言って欲しい質問に向いていると思います。

回答の内容も僕の認識とは割りと合っていて、プログラマーの仕事はなくならないが、AIと協力することで仕事の内容は変わるかもということを言ってますね。

ちょっと前にノーコード・ローコードが流行ったときも思いましたが、プログラマーの仕事でコーディングはワークフロー全体のほんの一部で、コーディングがなくなってもプログラマーの仕事はなくならないですよね。

AIがプログラマーと協力してくれると言っても、具体的には何をしてくれるのでしょうか?
これも本人に聞いてみましょう。

ほう。たくさん例を挙げてくれましたが、最初に要件定義ができるようなことを言ってますね。これは「いくら自動化が進んでもAIに要件定義はできないだろう!」と言われてた分野なので面白そうですね。
どうやってやるつもりなのか、聞いてみましょう。

へー。要件を引き出すための質問を考えて、議事録を整理して要件ドキュメントを作ってくれると言ってますね。確かにこんなことしてくれたら便利かも。少なくとも要件のヌケモレを防止する役には立ちそうですね。
要件が定義できたら、それをタスクに分解してプロダクトバックログを作りたいですね。
これもChatGPTにやってもらえるのかな?

たたき台は出せるから、それをもとに調整してね、と言ってますね。
それはそうですね。タスクの分解や割り当てはメンバのスキルとかも関係ありますから、ChatGPTも完璧にはできないでしょうね。

要件とバックログもできて計画もできて、あとはプロジェクトを実行していくわけですが、プロジェクト運営についてChatGPTは手伝ってくれるでしょうか。
プロジェクトがスクラムで運営されていると仮定して質問してみます。

まさにPOやテックリード、スクラムマスターの補助をしてくれそうですね。

ここまでChatGPTへの質問と回答をコピペしているだけですが、AIが補助するソフトウェア開発のイメージの解像度が上がったのではないでしょうか。
ChatGPTへの質問を整理し、回答を読むことはひとり壁打ちというか、ひとりブレストとして役に立ちます。

ちなみに、この記事につかった3枚のイラストはMidjourneyという画像生成AIに頼んで生成してもらいました。いままでShutterstockとかからイメージに合う写真を探していましたが、どんな画像が欲しいかテキストで指示すれば出てくるようになりましたGithub Copilotも進化していますし、AIがUI/UXを生成したりするツールもすぐに出るでしょう。
ChatGPTその他のAIツールの登場によって、ソフトウェア開発のスピードが爆速になることは間違いありません。ソフトウェア開発におけるAIの使いこなしを今後も研究していきたいと考えています。


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