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フォイラー長海苔が見る新セット Vol.31 Fallout【Foil】

フォイラーに光りあれ!

フォイルを外気(湿気)に触れさせたくないからトリプルスリーブ+ヨーリオンで80枚+サイドボード15枚+トークンカードX枚=統率者デッキの比じゃない厚み→デッキケースは死ぬ。

長海苔です。

ここでは光る紙をしばきまわす私が、構築フォーマット(主にパイオニア~レガシー)に使用する範囲で新セットから個人的にフォイルでおさえておきたいなーと思ったカードついて、買い物用メモついでにピックアップしたものを垂れ流していきます。

きたぞFalloutコラボ!!
テレビゲーム好きな人なら日本国内でも据え置きゲーム機やPCで遊んだ人も比較的多いだろうオープンワールドなシリーズだ。
筆者もPS3で初めて三作目に触れてからなんだかんだシリーズを触り続けているが、なんとこのゲーム1作目は1997年発売らしい。ゲームに歴史あり!

今回のコラボは統率者セットで更にコレクターブースターも発売ということで、この前の指輪物語のように新録カードがモダンでそのまま使えるというわけはないため注意だ!


では前置きもほどほどにさぁいくぞ!



のし歩くメガ・スロス

場に出る時タップインだが、お互いプレイヤーとパーマネントに乗っている種類を問わぬカウンター分軽くなり、最高効率で2マナ8/8トランプルとなる緑のファッティ。

プレビュー段階では既に、場に出たときにカウンターが10個乗って出る土地である『暗黒の深部』とのシナジーに注目が集まっていた。
レガシーのデプスデッキであれば0マナファクトによる加速もあって初手1ターンで2マナ8/8着地も現実ライン。今後該当デッキでサブプラン的な運用がされるかもということでピックアップ。

汎用性自体は無く、アンコモンということでフォイル入手のハードルも低い読みだがデプスフォイラー諸兄はぜひ光らせてみてはいかがだろう。



摩耗/損耗

ドラゴンの迷路初出の融合持ち置物対策分割カードが再録。

融合による汎用性のため、バーンからコントロールまでフォーマットを超えて使用されてきた有用な対置物用優良サイドボード。
The Listで英語版フォイルは再録されたものの、日語版フォイルは現状初版のみでまだそこそこ高額。

購入タイミングがわからず、尚且つ言語を日本語で統一したい系のフォイラー諸兄はここで光らせてみてはいかがだろう。



アサルトロン・インベーダー(歩行バリスタ)

霊気紛争初出の、下手したらマジック全体で一番使用されているかもしれないアーティファクトクリーチャーがPip-Boyデザイン枠で再録。

純粋にランプデッキなどが小粒を一掃する用だけでなく、無限マナや『太陽冠のヘリオッド』で無限ダメージを飛ばしてみたりなど、無色故に下環境以外にも統率者でのコンボフィニッシャー枠採用も多いためレアで幾度か再録を重ねたにも関わらず、フォイルの単価は安いと言い切るにはまだもう少しかかりそうなライン。

今回は特にコラボイラストと元カードの世界観との親和性があるため人気が出そうな予感。他に心を惹かれるカードが特に無いならはここをしっかり光らせるという択も全然アリだろう。



不毛の大地

レガシーという環境を形成している要素の一つとも言われる、歴史と実績を兼ね備えた強力な土地破壊カードがVault Boyデザイン枠で再録。

レガシー最強の土地破壊×ポップで良すぎる絵の組み合わせ。しかも『不毛の大地』というFalloutの核と暴力で荒廃した世界観との親和性も非常に高く、今回のセットの中でも特にコラボカードとしての完成度が高い一枚。

コレクターブースター限定のVault Boyデザイン枠の5種(告別、戦の惨害、汚損破、不毛の大地、世界のるつぼ)中だと下環境での採用率と需要から恐らく一番のアタリになるかとは思う。
筆者としても今回フォイル最優先候補を挙げろと言われたらここになるだろうか。



産業の塔

霊気紛争初出の、アーティファクトを一つでもコントロールしているだけで全色ペインランド化する土地が再録。

親和やソプターコンボなどといったアーティファクト主体のデッキにて『空僻地』と共に登場以降使われ続けている1枚。
再録自体は統率者デッキなどで何度か経験しているが、実はフォイルの再録は今回が初。
そして例に漏れず非再録と統率者需要もあってフォイル単価がそこそこしていたためファクトスキーのフォイル民的にはこのタイミングで買い揃えてしまうのが良いだろう。


最後に。

今回は下環境向けで気になったピックアップがたった5枚。
その中でも新録は1枚だけと少ないものの統率者目線で見れば面白そうなカードは結構あり、特に筆者は統率者ウルザを使っているためアーティファクトやアーティファクトクリーチャーの新しいものがガンガン入ってくるのは大歓迎でありました。
『ロボブレイン・ウォーマインド』『ブラザーフッド・ベルチバード』『思慮深き人工知能、キュリー』あたりはちょっと試してみたいですね。

あとまぁ単純にFallout好きなので今回のコラボはかなり嬉しかったのと、このようなゲームとのコラボでも『まぁ元々のマジックでもメカとかロボットとかもう既に出てきちゃってるもんなぁ・・・』と懐の深さを再認識させられましたとさ。

さて、次回こそは『サンダー・ジャンクションの無法者』になるでしょうか。
ちょっと最近はコラボだったり特殊セット系で次回予告が外れる率が上がってきてる気もしますが、まぁそこは特に気にしない方向で。

ではまた。

フォイラーに光あれ!!

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