寝て見る方の夢の話

2ヶ月ほど前メンバー皆とマネージャー(男)の5人で山口の実家に泊まった時、もう夜も更けた頃。いい感じに酔っ払ってさあ寝る前のしりとりの時間だと生き残った俺と俊と大地とマネージャーは「八王子しりとり〜」とかいう八王子にあるものとかバンドとかだったらなんでもいい酔っ払ってないとクソ面白くないお題(内容は超絶身内過ぎるので割愛)で爆笑しながらいつの間にか皆寝静まっていった。が、俺は何故だか眠れずに携帯を眺めて3時半になってしまった。すると

たぶん小松「◎△$♪×¥○&%#?」

たぶん大地「%◎△$○&×¥♪#ですよ」

たぶんマネージャー「¥○&%#◎△$♪×!」

同じ変な夢見てんのか?そう思うくらい早いテンポで寝ながら会話していた。変な奴らだ。俊もその寝言で目が覚めてバッチリ聞いていたらしい。


という事で今日は夢にまつわる話をしよう。

熱風邪が治る時大抵同じ夢を見るという人は少なくないと思う。何故か地べたのある宇宙空間にいる俺は工事で使う方の一輪車でひたすら土を運ぶのだ。どれくらいの量を運ぶかというと地球ほどの大きさに達するまでだ。一輪車で。本当にキツい。そして何故か夢だから運び切れてしまって謎のリーダー的人物に運び終わったことを報告すると直ぐ様次の星作りに移される。またかよ!と2個目の星の序盤で大体うなされて汗だくになって起きる。これが俺の熱風邪が治った証の夢である。ちなみに小松はゴリラの大軍が足をぴったり揃えて行進してくるのが治った証の夢らしい。


ちなみに俺は既知している。他人のこんな夢見たよ話をSNSで見かけるたびに「ふーん、興味ねえよ!」と思う人人人だらけだという事を。だがここにおいてそうはさせない。次に行こう。俺は戦場にてモスグリーンのヘルメットを被りAK-74(アサルトライフル)を抱え岩陰に隠れて相手のリロードの瞬間を見計らい飛び出た瞬間、

「パンッ!」

俺の右側横っ腹少し下を銃弾が貫いた。めちゃくちゃ痛い。夢のくせに痛い。そしてそこで毎回目が覚める。実はこれは俺の体調を示唆していて、お世話になっている整体でここ筋肉収縮してるね〜と毎回腸腰筋をグーーっと押されるのだ。その腸腰筋というのがまさに銃弾が貫いた場所である。めちゃくちゃ痛い。夢の通り痛い。ちなみに俊はドラゴンボールの天津飯が指の間に小石を挟んでそれを投げ付けられたことがあるらしい。うける。


そしてもう一つだけ。これはガチすぎてハローバイバイくらいの怪しさすらある。確か19の夏になる前だ。
友達の運転する車の俺は助手席に乗っていた。ああ、ちなみに事故で誰か亡くなるとか重い話では無いのでご心配無く。緑色の橋の上を通った時、急に車がぐるぐる回転して事故ってそのまま目が覚めた。いつもならなんてことないのだがその日は感覚が違って起きて「事故る夢見たから気を付けて〜」って軽い感じで連絡しといた。友達からも「どうした急に笑、まあ気を付けるわ〜」ってな返事だったと思う。その一週間後に友達は緑の橋の上でぐるぐる回ったと後々連絡が来た。

以上俺が経験した夢の話3本。信じるか信じないかは、、なんだかベタすぎるので続きを言うのは止める。


逆を持ち合わせていたいというテーマの下、YouTubeとティックトックなるものが蔓延るこの時代の地下でひっそりと活字を書いている自分が凄く心地良かった。表立つ瞬間などステージの上だけでいいしステージの上だけがいい。一人暮らし1Kの部屋で聴く深夜ラジオのように街のサイファーのようにライブハウスへ行くようにバンドを組むように、紛れもなく此処はろくでもなく見える掃き溜めで此処に集まって変な夢でも見ているみたいだった。このエッセイは一旦ここで切り良くお仕舞いにしようと思う。約4ヶ月、趣旨を汲んで協力してくれた方、読んでくれた方、どうもありがとう。ではまたどこかで。