ありがとう。

今日は、吹奏楽の演奏会を見に行ってきました。
否、聴きに行って来ました…かな。

泣きました。
始まる前に、パンフレットを見たら泣けて来ました。
演奏中は、普通に聴いていました。
しかしながら、アンコールのときは…もう涙が溢れて止まらない。
指揮者の方、ま、部活の顧問の先生なんですが、なかなか演奏を始めようとしないんです。
理由は、始めたら終わりがあるから。
演奏はさせてあげたいけれど、演奏しちゃったら終わっちゃうから。
その後ろ姿を見ていたら、震える背中を見ていたら、涙腺崩壊でした。
マスク、ビッショビショでした。。

残念ながら、

#吹奏楽を止めるな

のムーブメントは起きなかったっぽいです。
スポーツを止めるなのムーブメントはありましたが。
演奏している映像とか、演奏している音源とか、それで判別するのは難しいんでしょう。
彼らは、彼女たちは、何も悪くない。
仮にコンクールがあっても、東北大会に絶対進めたとは言い切れない。
仮に東北大会に進めても、全国大会に進めたとも言い切れない。
でも、そのチャレンジすらできないことは惨すぎる。
誰も悪くないのに、何もしていないのに、、

僕を吹奏楽という分野に招き入れてくれた彼女にお礼を言いたい。
40数年も生きて来て、踏み入れることのなかった分野に触れるきっかけをくれたことに感謝をしたい。
自分が全然縁のなかったことを体験させてくれたことは、こんなに素敵なことだとは思わなかった。
小学校から初めて、高校生で終えるまで、何度演奏会があったことだろう。
僕は、全ての演奏会に行くことができた訳ではない。
正直な話、行ったとしても、寝ちゃったこともあった…かも。
でも、貴重な経験でした。

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200624003089.html

帰るとき、部長さんの前を通りました。
どうしても一言言いたくて。
そこで出て来た言葉は…

「よかったよ。」

でした。
僕は、すぐさま違ったなと思いました。
その一言ではなかったと思いました。

「お疲れさま。」

の方が良かったですね。
前者だと、評価してしまっています。
要するに、上から目線になってしまっているのです。
後者であれば、共感しています。
相手の気持ちに寄り添えているのです。
たった一言でしたが、学びのあった瞬間でした。

あれ、僕がこの記事で伝えたかったのは何だっけ?
ゴールは、何だったっけ?
完全に、ブレたな。。

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