見出し画像

ポルシェ911の空冷乗りに愛を込めて 保坂兄弟(保坂学と保坂耕司)のポルシェは最高



こんにちは
保坂学です


今日は僕の愛してやまない、愛車の空冷ポルシェについて、マニアックな投稿をします。


ポルシェ乗りの人じゃないと、空冷って言っても何それ?ってなってしまいますよね。

エンジンの冷却方法の違いで、1964年から1996年までのポルシェは空冷、それ以降のモデルは水冷です。

1963年の最初に生産された最初のモデルは901型、通称ナローが、911空冷ポルシェの初代になります。

当時は開発コードのまま901と名乗っていましたが、プジョーが真ん中に0の入った3桁数字を、全て商標登録していたため911と改めました。

1974年から生産された2代目モデルは930型、1989年から生産された3代目モデルは964型、1993年から生産された最終モデルの993型です。

それ以降の年式は水冷ポルシェと言われてます。

今では新しい年式の水冷より、空冷の方が相場が高いモデルも多く、ビンテージカーを超えて、空冷ポルシェに絶大な人気があります。

もちろん新しいポルシェの方が、楽に運転したり出来ますが、空冷ポルシェの重いハンドル操作やエンジン音は、運転して操っている体感があり男性は魅了されてしまいます。

そして、空冷ポルシェ乗りは、愛があり歴史も気になって調べたりするんです。

これから、ポルシェの歴史を堪能してみて下さい。

ポルシェ911は、1964年から製造していて、変革に満ちたレガシーを持ちながらも、ボディのフォルムやコンセプトなどは、創業からほとんど変えずに、とめどなく進化を続けています。

911は長い歴史を跨ぎ、変わることない丸目のヘッドライトとボディのフォルムから、カエル目ポルシェのニックネームがあります。

空冷ポルシェは、各々の時代の喝采を浴び、揺るがない絶大な人気を誇り、20世紀最高の自動車として世界中の人から愛されています。


2代目911 930型の歴史を一緒に垣間見ましょう。

この車両は、1974年~1989年まで生産されています。

1974年に開催したパリサロンに、930ターボのコンセプトカーが展示されました。

スペックは、排気量が2,994cc、ボア×ストロークがφ95mm×70.4mm、圧縮比が6.5の、930/50型エンジン、ボッシュKEジェトロニックと言われる機械式連続燃料噴射装置と、ブースト圧0.8気圧のKKK製ターボチャージャーを搭載し、260馬力/5,500rpm、35.0kgm/4,500rpmの世界屈指のスポーツカーのリリースを発表しました。

930型は、本来であれば、ターボモデルを指すものでしたが、ターボではない自然吸気の2.7L NAエンジンも1977年まで、901型のままで生産されていました。

そのため、ポルシェ本来の走りが出来る、自然吸気エンジンを好むユーザーも多く、「ナローボディの930」や、「930ナロー」などの愛称で親しまれています。

また、ポルシェ930を日本中の人が知るようになったのは、山口百恵のプレイバックPart2と言う曲にも出たことですね。

Porscheは1976年に日本に初進出しました。

その時に生産されたのが、1976年の911Sで、世界で130台生産されています。

1978年には、NAエンジンも全て930型となり、911の試作車が、フランクフルト モーターショーで発表され、280馬力で最高速度280km/hと世界中で話題となりました。

PORSCHE JAPANのスペックは特殊な仕様になっていて、昭和50年の排ガス規制のため、245馬力/5,500rpm、35.0kgm/4,000rpmのスペックとなっています。

その後、2.7Lから3.2Lの排気量のパワーアップに対応するため、タイヤ幅を増やしたフェンダーを備え、全幅は1,775mmまで拡張されました。

特殊な仕様変更はありませんが、 1978年のカタログ名称ではターボ、1979年に930ターボ、1980年では911ターボと名前を変えていて、ハイクラスなインテリアと高性能なスポーツカーとして、その当時に大学卒の初任給が10万円だったころに、1800万円近い高額車両が一世風靡しました。

911のトランスミッションφ240mmは、4速MT930型を採用し、ポルシェは溢れ返るパワーには4速で充分と説明しましたが、ポルシェのシンクロトランスミッションに設計された許容量が、ターボのパワーに耐え切れず、致し方なく4速にしたという通説となっています。

僕のポルシェは、911Sは1976年製で、Porsche Japanが日本で初めて生産したポルシェで、世界で生産台数が130台の希少車なんです。

NAエンジンを搭載していて、本来のポルシェの走りを感じることができる911なので、ドライブが楽しくて仕方がないです。


#保坂学  #保坂耕司 #保坂兄弟 #株式会社PLUS
#ポルシェ #911S #930型 #ポルシェ911 #Porsche #日本の最初のポルシェ #ポルシェの歴史 #絶版車 #希少車 #旧車好き #オーバーホール #レストア#スポーツカー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?