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Werewolf The Apocalypse- Earthblood(プレイメモ)

開発はフランスのCyanide Studio。
主人公の形態を人間、狼、ワーウルフの3つに切り替えて戦うことができるアクションTPS『Werewolf The Apocalypse-Earthblood』
先に発売されたXboxOne版をプレイしてみました。

「ヴァンパイア:ザ•マスカレード 紐育に巣食う血盟」と同じ「World of Darkness」の世界観を共有しており、主人公は、母なる地球 “ガイア” の守護者であるウェアウルフ種族の一派•ガルー族に属する元雇用兵のカハル。

大企業Endronが、油田開発に伴う環境破壊を進めることによりガイアから大切な “血” が吸い出され、ガイアそのものが弱体化してしまい、腐敗や滅亡を象徴する生命体「ワーム」が増殖。起業家や雇用者たちの心身をも蝕み、ガイアに及ぶ影響が更に深刻化する悪循環に陥っていた。
Endronの侵攻を止めるという物語の中で、環境問題や文明の進化に伴う人間による欲望の追求といった問題にも焦点が当てられた展開をしていく。

まずは主人公の変身能力がとても良い。
ワンちゃん(狼)とてもモフモフ•••❤
中身はオッサンでもそれを忘れさせるモフモフ。

この姿だと狭い通気口を通り抜けられ、敵に見付かりにくくなる。
上手くステルスして進めると戦闘を回避できたりする。

狼の感覚(違)という能力で扉の構造はお見通し。

潜入先のPCを弄り、ハッキングしてロックを外し、進んでいく。

戦闘時は人狼に変身。

カメラが引き気味になるのが最初は気になったが、慣れたらこんなもんかな、と。

戦闘形態を変えたり出来るし、技も色々あってなかなか楽しい。
ただ、意外と打たれ弱いので、自力で回復するアビリティで体力を回復しつつ•••体力とアビリティを使用するためのゲージを遣り繰りして戦う。
敵の量や敵の湧き方、ウザさ(?)などは『CONTROL』っぽい。

で、ガイアの力の源『血』を加工し、人間に精霊を憑依させて無理矢理変異させる化合物を作り出していたワドキンズが黒幕だと分かり、カハルは彼の牙城へ攻め込むが•••

娘を奪われ、最悪の再会に•••

B.O.W.かよ(´θ`llll)

カハルはワドキンズへ全ての恨みをぶつけるが•••
彼を葬ったとしても、氷山の一角。トカゲの尻尾切りの如く、ガイアを蝕む次の勢力が生まれるだけだった。

そんな救われない感じで完!
サブミッションもやりつつ大体8時間ほど掛かりました。

感想を言うなら、とにかくカメラ視点がヤバかった。
視点が自由じゃなく、すぐに元の位置に戻ろうとするから見づらい。
狭いところや壁に寄ると画面がガックガクで、階段とか登るとカメラ視点が荒ぶるし。
突進攻撃すると壁に埋まって裏の世界(?)から出られなくなる。

戦闘については•••
回避中に無敵時間あるのか分からず。攻撃は軽くて殴ってる感じがしない。
人狼は銀に弱いという設定だからか銀弾に弱く、地味にそれが痛い。気が付くとゴリゴリ体力減っている。
障害物に隠れて弾を防ぎたいが、腕振り回しただけで障害物ぶっ壊れちゃうし、撃ってきててもレーザーポインターが見えるだけでいつ撃ってきてるか分からないから避けようにもタイミングが謎(カンで回避)
なので、減りまくる体力を気にしながらアビリティを使うためのゲージをいかに遣り繰りして戦うか。そんな遣り繰りアクションゲームでした(?)
たまにあるボス戦なんかより、雑魚が後から後からワラワラワラワラ沸く通常戦の方が厳しかったな。
体力回復が間に合わなくて押し負けちゃうんだよね。能力があまり強化されてない中盤なんか特に。
とはいえアクション要素は楽しかった。

とにかくカメラがもっと良ければなぁ。
ホントそれが残念。
グラフィックも並だしなぁ。

そんなこんなで、アレ?ってとこもありましたが、なかなか楽しめました。
フルプライスで買うならばちょっと悩ましい出来ではありますが、私はセール時に半額くらいだったのでそこら辺は良かったかなぁと、そんな感じです。