スペックオプスザライン(プレイメモ)
Xbox360版を買ってプレイしてみました。
未曾有の砂嵐に襲われ崩壊したドバイから、尊敬するコンラッド大佐を救おうと、仲間と共に現地へ向かった主人公のウォーカー大尉。
だが、そこで彼らは壮絶な戦いに身を投じることとなる。
進む先には処刑されてる兵士、民間人が。
で、何があったかというと。
当時、激しい砂嵐によって街は崩壊し、混乱を極めたドバイは情勢や治安が荒れ、コンラッド大佐率いる33部隊は救助に奮闘していたが失敗。大勢が暴走し、殺戮が繰り広げられていた。
それを聞きつけたCIAが介入する中、救出に向かったウォーカー大尉達は戦いに巻き込まれてしまう。
情報は錯綜し、そうして彼らは極限状態に追い込まれ、誰が敵で、何のためにこの地へ赴いたのか目的を見失っていく。
そんなこんなで最後のオチはかなり壮絶。
実は、劇中、ウォーカー大尉は誤って民間人を砲撃により殺してしまったことから心が壊れてしまい、解離性同一性障害に陥り、既にコンラッド大佐は責任により自殺して死んでいたのに彼が真の敵で裏切ったのだと思い込み、復讐に目的をすり替え、突き進んでいたのだと判るんだけど•••
極限状態の戦場で、一人の兵士が狂っていく様はサイコスリラー。
ただのシューティングアクションじゃないって思わせるけど、それにしたって酷すぎるオチ。
あまりの後味の悪さに、プレイ後は嫌な気分になりましたw
では、プレイ感について少々。
戦闘は、仲間二人に標的を攻撃するよう指示することができるので、非常にラク。
敵は硬くなく、ヘッドショットしなくても二、三発で死ぬので、これもラクでした。
カバーアクションの使い勝手は微妙で、焦ると暴発して飛び出しちゃったり隠れられなかったり。私はやっぱりカバーアクション苦手。
あとは、太陽の熱い光に反射して輝く砂の描写の美しい風景と、崩壊しかけ殺伐としたビル群と、おぞましい死の描写との対比が印象的だった。
主人公が狂っていくのに呼応するように砂の描写も変わったり。
陰鬱な内容でしたが、確かに心に残るゲームでした。
面白かった。