ルカノール伯爵(プレイメモ)
インディーゲームデベロッパーのBaroque Decayが開発した2Dパズルアドベンチャーゲーム『ルカノール伯爵』クリアしました。
あらすじは•••
昔々、ハンスという貧しい男の子が、森のそばでお母さんと一緒に暮らしていました。
今日はハンスの誕生日。
なのにプレゼントもお菓子ももらえず、怒ったハンスは家を出ることにしました。
冒険を求めて、ハンスは森の奥へ進みます。
やがて辺りが暗くなり、怖くなったハンスは引き返そうとしました。
しかし、奇妙な現象が起こり、そこはまるで異世界。
その場から逃げようとするハンスの前に精霊が現れ、導かれるように奇妙な城にたどり着きます。
精霊は言いました。
「簡単な儀式で僕の名前を言い当てれば、莫大な富を継承させてあげる」
はたして、謎と幻想と恐怖でいっぱいの不気味な城に囚われたハンスはルカノール伯爵の後を継ぐことができるでしょうか?
というもの。
城の中は仕掛けが多数。
変な者に追いかけられ、攻撃されたり。
何度も死んでしまうが、セーブは拾った金貨でしか出来ず回数は限られているため、かなりシビア。
それでも持てるアイテムを駆使して謎を解き明かし、ハンスは無事、王座に•••
めでたしめでたし!
とはいかず、ハンスは仮初めの裕福さに心を奪われたまま、呪われた城に囚われ続けるのでした。
バッドエンド!
で、最後のセーブからやり直し、王座に座ることを拒み、ルカノール伯爵の正体が幻想でしかないことを暴き、元の世界に帰ることを選ぶと•••
お母さんに再会し、母子は幸せに暮らしました。
完!
というわけで、結構苦労しましたが、何とかトゥルーエンドが見られました。
感想を少々。
セーブが好きな時に出来ず、主人公は打たれ弱く、攻撃する手段も持たない。
それでも、意外と遣り繰り出来て、探索も暗い中をハラハラしながら進むホラーな感じがとても楽しかったです。
イベントシーンでのドット絵が綺麗でびっくり。
珍しく駄目な所が見当たらない(あくまで私の中で)面白いインディーゲームでした。
ちなみに、この会社の新作に『Yuppie Psycho』というのがあるらしいが、めちゃくちゃやってみたい。
移植が楽しみ。