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ヘッドライナー:ノヴィニュース(プレイメモ)

米国のゲームスタジオ “Unbound Creations” 開発のアドベンチャーゲーム『ヘッドライナー:ノヴィニュース』クリアしました。

架空の国『ノヴィスタン』で発行される新聞『ノヴィニュース』の編集長を務め、ノヴィスタン国民の世論をつくりあげていくゲームで、編集長であるプレイヤーは、デスクに日々送られてくる様々なニュース記事をチェックするのが仕事。

デスクの両側には2つのスタンプが用意されており、採用なら緑、不採用なら赤のスタンプを押して新聞の見出しを飾る記事を選別していく。

健康保険の国営化を支持するか(しかし国民皆保険は医療費の増大と質の低下を招くだろう)
ある飲料会社がつくった中毒性が危惧される合成アルコール飲料を糾弾するか(しかしその会社は新聞社の重要なスポンサー)
政府を批判し、フェイクニュースを垂れ流すあなたの新聞社を非難するか否か等々。
どんな記事にしろ、それはプレイヤーの周囲にいる人たちや世界に素早く影響する。
選び取った記事がどう世間に、国に影響を与え、どうなっていくのかはプレイヤー次第、というゲーム。

主人公は自分で名前や性別を選べる。

私は、見た目は女性だが無性(流石、海外産のゲームだ)にしました。

そうして、結果は•••

国に反旗を翻した民衆が火を放ち、首相は暗殺され、巨大企業が経営していたスーパーは燃やされる顛末。

編集部での風当たりは強くて、ボスからギャラを半分にされてたんだけど、何故か部屋の中には札束の山。

ちょっと意味が分からない。
そんなこんなで二週間が経ち•••

新聞社は国の指揮下になってしまったため、暴動を煽った責任でクビに。

だけど、いつの間にか同僚と親密になっていたからか、

恋愛は成就したらしい。

で、ひとまずクリア。
新しいキャラと関われるようになったみたいです。

というわけで、二周目やってみたら•••
警察官と会話できるようになっていた。

殺人事件を追ったりしたんだけど、解決には至らず。
結局、暴動が起きたり、またもや国は大荒れになって主人公はクビに。
あまり変わった結末は見られなかった。

では、感想を少々。
記事を選ぶのが難しく、選択ボタンも間違いやすく、逆に選んでしまったり。どうなるのかがパッと見、判断がつかない。
それがこのゲームの面白いとこなんだろうけど、私には最後まで良く分からなかった。難しい。
選択による変化を楽しむゲームだから周回プレイが前提ですが、理解する前にちょっと飽きてくる。
だが、とてもリアルを揶揄し、遠回しに糾弾し、示唆してる、怖いゲームだなと感じた。
『飲料会社がつくった中毒性が危惧される合成アルコール飲料』なんて、我が国のストロング系アルコール飲料まんまだしw

画面のデザインはオシャレで、ロードがちょくちょく入るんだけど、ロード画面が凝って(?)ました。

データを改竄中、とかデマを報道中、とか色々w

総じて、テーマは斬新でかなり良いゲームだとは思うけど、あまり一般的にはウケないゲームな感。
ゲームという娯楽としては私はちょっと楽しめなかったなぁ。
とりあえず、これにて終了。