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OUTLAST(プレイメモ)

UBIモントリオールスタジオの元開発者らが立ち上げたインディーゲーム会社 “Red Barrels” によって製作された一人称視点サバイバルホラーゲーム『OUTLAST』
満を持してようやくプレイしました。
ちなみに、私はXboxOne版の『OUTLAST Trinity』で、1と1の番外編(DLC)と2の三作入ったパッケージ版を買いました。

あらすじは•••
主人公でフリージャーナリストのマイルズ・アップシャーの元に、ある匿名の人物から内部告発を記したメールが届く。
内容は、マーコフ・コーポレーションという医療会社が慈善事業として運営している精神病院において、莫大な利益と引き換えに非人道的な治療法が行われている、というものであった。
それがホントならスクープ間違いなし!と、早速愛用のビデオカメラを携えコロラド州へ飛び、山頂にそびえる巨大な隔離施設「マウントマッシブ精神病院」を訪れたマイルズだったが、彼を待っていたのは血と暗闇と狂気の支配する地獄だった───

ここで何が起こったのか?何が始まろうとしているのか?そして畏れと共に囁かれる言葉「ワールライダー」とは何を意味するのか?
極限の恐怖と死の危険が迫る中、マイルズは真相に向かっていくのだった。
というもの。

そんなこんなで、やって来た精神病院。
扉は閉ざされていて、止めときゃ良いのに勇んで不法侵入するマイルズ氏。
見れば病院内は荒れ果て、死体が転がっていたり、見せしめの如く吊されてたり•••

病院で何か騒動が起き、それを鎮圧するために制圧部隊?が突入したが、何かの謎パワーが炸裂して部隊は全滅したらしい。
これは俺の手に負えない!というわけで、マイルズは病院から退散しようとするが、神父のような格好をした謎の男に捕まり、収容所のようなところに放り込まれ、今度はそこから脱出しなきゃならなくなる。

何処も彼処も暗闇ばかりなのでビデオカメラの暗視モードが大活躍。
それでも視界は悪いしカメラの充電池は減るし、気が気じゃない。
しかも奇妙な囚人だらけで不気味。行動が不気味。変態ばかりいる。←
変態中の変態、サディストのドクター(?)は裸エプロンで吹きました。

返り血浴びるから服なんて着てられないってことなんでしょう(超合理的)
この変態に指をチョキンと切り落とされてしまい唖然としてしまった。

マジかよ•••(ドン引き)
それでもビデオカメラを手放さないジャーナリスト魂。オラ、ビックリだぞ。

その他、何もしてこない奴もいる。

壁の文字は•••マイルズを収容所に入れた元患者の神父?が教祖の如く崇められているから、その宗教の『教え』なのかな。
で、時折見掛ける例の『WALRIDER(ワールライダー)』の単語。

これが後に重要な、騒動の『元凶』だと分かっていく。

この施設でウェルニッケという博士が導き出した『モーフォニックエンジン(形態形成)』

ヒトの細胞は常に分裂を繰り返し、新しい分子を自ら作り出しており、その機能を「恐怖」で刺激する事で人体の細胞を “ナノマシン生成工場” へと変えることに成功。
モーフォニックエンジンとは、それを自己永続的(無際限に継続できる)に行える計算式だった。
そして、このエンジンによって被験者の体から生み出された分子の集合体ナノマシンが「ワールライダー」(いわゆる霊体)で、心身が狂った人ほど強靭的なワールライダーとなるのだと分かる。

で、ビリーという、ある被験者がその特異なワールライダーとなってしまい、暴走したのだった。

最後は主人公•マイルズがビリーを止めるため装置を遮断。
ビリーの反撃によりマイルズは重傷を負うが、なんとか施設から脱出、と思いきや、隠蔽を図るウェルニッケ博士が呼んだ特殊部隊に射殺されてしまう。

だがその時、マイルズが新たなワールライダーとなり、怒りを爆発させその場にいた人間を、おそらく皆殺しにしてこの物語は終幕となる。

この地で散々味わわされ蓄積された「恐怖」と、ワールライダーとの接触により、力を継ぐ能力?が開花したってことかなぁ。よく、分からない。

ちなみにマイルズ氏はこんな外見らしい。↓

あらイケメン。

お次はDLCの『内部告発者』をプレイ。
OUTLASTで、最初にマイルズへ告発のメールを送ったエンジニアのウェイロン氏の話。

ジャーナリストのマイルズへ告発したことがマーコフ・コーポレーションにバレてしまい、ウェイロンは拘束され、家族には死んだものとして処理することで実験モルモットにされてしまう。
だが、ある日システムが暴走し(本編でビリーのワールライダーが解き放たれた)施設の混乱に乗じてウェイロンは脱出を図る。

しかし、道程は困難を極め•••
吊された無数の死体はまるでアート。

とにかく、グロテスク。
とにかく、変態しかいない。←
人肉大好き人食い変態男に、結婚願望拗らせ変態サディスト。
そんなのがウェイロンの身体を狙っているのだ!(言い方)

捕まったら即死の攻防に脳汁ドバドバ、血もドバドバ。

「吊るす価値すらない。血を流して死ね」

拷問が過ぎる•••(´θ`llll)

結局捕まっちゃうわけなんだけど、花嫁に見立てられた挙げ句、ご開帳されて危うく疑似出産させられちゃいそうになるとか(だから言い方)これは一体どなたの思いつきなんですか開発者様。

剃毛まで完璧とか、一体どちら様のご趣味なんですか(そこじゃない)

まぁ、何とか股間切除は免れ(?)ササッと服を身につけ逃げるが、最後の最後まで追われるウェイロン。
それを助けてくれたのは、ワールライダーになってしまったマイルズだった。

で、辛くも脱出に成功したウェイロンは、ビデオカメラに収めた施設での映像をアップロードし、マーコフ社の非道な悪事を世に知らしめようとするが•••

アップロードすればマーコフ社はどんな手を使っても揉み消そうとし、ウェイロンを排除しようとし、彼の愛する家族も巻き込まれるだろう。
と、何者かに忠告されるウェイロン。
だが、脅しに屈せず、ウェイロンはアップロードすることを選択するのだった。

完!!

噂には聞いていたが凄いグロテスクでした。ちょっと引いた。いや、かなり引いた。
でも、面白かった。
暗闇の中を、隠れ、逃げ、一本道を進むシンプルなゲームでしたが、スリルがたまらなかった。
戦う術が無いゲームだから敵がいるとステルスしなきゃならないんだけど、マップが無いし、暗いし、自分がどこにいるのか分からなくなる。そこで走り回り、ボコられながらも行き止まりや曲がり角、部屋の位置を走って覚えました。
も~ずっと走ってた(斬新な攻略)

とにかく暗いのでビデオカメラの暗視モード使うから充電池が足りるかハラハラした。
が、意外に余りました。
というのも『内部告発者』編で、ウェイロンが塔?から落下する箇所があるのだが、その時ビデオカメラを落として失くしたと思い込んでしまい•••
それから暗いところをカメラの暗視モード無しで肉眼で進み続け、何も見えなくて敵にボコられるし。
ブチ切れてコントローラーのボタンを滅茶苦茶押したら操作キャラが普通にビデオカメラを構えた時の衝撃よ•••w
まぁ、充電池かなり節約できたよね。

というわけで、総プレイ時間はDLC含め8時間掛かったかどうか。
もっと怖くて難しくて苦労するゲームかと思ってたら、ノーマルモードの縛りプレイ無しならすんなり楽しめる面白いゲームでした。
ホラー実況動画で人気すぎて逆に手を付けてなかったけど、プレイ出来て良かった。
そのままこの勢い(?)で『2』をやろうと思います。