Katana ZERO(プレイメモ)
アメリカのインディーゲームスタジオ “Askiisoft” が開発し、Devolver Digitalより発売された横スクロールアクションゲーム『Katana ZERO』
switch版クリアしました。
裏社会で「ドラゴン」と呼ばれる記憶喪失の男が、黒い浴衣(バスローブ?着物?)を纏い、携えた刀で敵の銃撃を凌ぎ、標的の暗殺任務を遂行していく様をプレイしていくわけですが•••
男は暗殺依頼の仲介人でもあるセラピストからドラッグ(クロノス)を投与されており、薬物依存と不安定な精神状態に苛まれ、やがて失われていた記憶や蔓延するドラッグの謎が紐解かれていく。
作品内のグラフィックは全編にわたりドット絵で描写され、イベントシーンでは映像機器やゲームソフトの不具合による表示異常を模した演出(いわゆるグリッチエフェクト)が多用され印象的でした。
戦闘については、時間の流れを一時的に緩やかにする能力を駆使し、銃弾を回避したり刀で跳ね返したりすることができるんだけど•••
これが面白く爽快なわけだが、男は結構打たれ弱く一撃死したりもするので、先に進みたいならとにかくミスは許されないw
また、敵の攻撃を受けるなどしてミスとなった場合はVHSの映像を早戻しするような演出で時間が戻りゲームが再開される。
こうしたシステムはドラッグ投与の副作用として得た “予知能力” という体裁をとっており、このことは物語の核心に深く関係していました。
どうやら男は戦時中、戦争に勝つために薬(クロノス)を投与され、とある部隊(NULL)に所属し、スーパーソルジャー(ガンマNULL)として殺しの限りを尽くしていたが、戦争終結後は薬の激しい禁断症状から普通の生活を送るのは困難として、セラピストの監視下に置かれていた。
だが、クロノスを求める輩、クロノスを投与され利用されたと復讐する者の争いに巻き込まれていったわけで•••
男(部隊ではゼロと呼ばれていた)の過去は何とも凄絶なモノでした。
一応、今作はここで終わるけど物語はこの先続くようで。
クロノスを巡り、暗躍していた組織のボスも不明なままだったから、次回作があるなら楽しみに待ちたい。
とにもかくにも、戦闘での能力を駆使して進むのが難しくて•••
もう一人の暗殺者「ドラゴン」(長い金髪を結った男で、主人公の元同僚でガンマ•フィフティーンと呼ばれていた)を操作するステージもあり、突然のキャラ交代だったから慣れるのが大変でした。慣れると楽しいが。
チャプターは、全部で11あったらしい(よく覚えていない←)
ちなみに、サイレントヒルの△頭が出てきてビックリ。
友情出演??
あと、隠し武器や隠しボスがあるみたいだけど、正直もうやりたくないw
何度ももうダメだと諦めかけたので、クリア出来てひとまずホッとしました。
というわけで、これにて終了としたいと思います(気が向いたらやるかもしれないけど)
【追記】
裏ボス倒しました。
二周目は初周の五分の一くらいの時間でいけた。
やってれば慣れるもんだなぁ。
で、問題の裏ボスはセラピストでした。
クロノスを使い、豹変するセラピスト。
変な力を使ってくる(幻覚なのかなぁ)
最終形態、気持ち悪い!
面倒な戦闘(四段階まであった)を経て、ようやく撃破。
目の前には くたばったセラピストの姿が。
今までお世話になりました!(殺害)
あと、隠し武器も全てゲット。
隠密行動による任務遂行で貰えるはずのプロトタイプキーがなかなか出現しなかったんだけど、チャプターを最初からやり直したりして何とか取れました。
結局何がダメだったのか分からなかった(セラピストに従順な選択肢選んでないとダメなのかも)
う~ん、やり切った感。
満足です。