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TELL ME WHY(プレイメモ)

ライフ イズ ストレンジで知られるDONTNOD Entertainmentが開発したアドベンチャーゲーム『TELL ME WHY』
チャプター1から3まで分けて配信されていましたが全てプレイしました。

本作の主人公は、一卵性の双子であるタイラーとアリソン・ローナン。
二人は幼少期に起きた母の死を巡る悲劇をきっかけに、10年間離ればなれに暮らしていた。
大人になった二人は、アラスカ州にある小さな田舎町デロス・クロッシングで実家を売るため久々の再会を果たす。

そこで二人は、二人の間だけに介在する “記憶を再現する能力” によって、幼少期の記憶や、亡くなった母の遺品を探っていくうちに、母親について誤った理解をしていた可能性があることに気づく。

母が亡くなる前の数か月間、母の言動は不安定になっていた。
その理由は、タイラーの性自認(トランスジェンダー)について母が否定していたからだと二人は考えていたが、どうもそうとは思えない新事実が明らかになる。
一体何が母を狂わせたのか?
タイラーとアリソンは、母を知る知人たちへの聞き込みを開始するのだった。

で、記憶を探るうちに、母が死んだのはタイラーの性自認が “普通” とは異なることに苛立ち、タイラーを殺そうとしたのを、アリソンが背後から刺して母を止め、そのまま母は湖に転落し、死亡したからだと分かっていく。

しかし、本当に母はタイラーを殺そうとしたしたのか?
町の住人に聞いていくと、母は双子を育てながら生活するのに困窮していたが、町に馴染めず疎外され、更には子を育てる能力が無いと子の親権を奪われそうになっていたことを知る。

子を奪われると絶望していた母。
そして、彼女の元に訪れていた男の影。
男は双子の父親?
なのに、困窮する母メリーアンや双子を救わなかった?

最後は自分達の父親を探し出すこととなる。

二人は父親の正体に辿り着き、当時、母の苦しみを知りながら何もせず見て見ぬ振りをした “父親” に失望し、彼を責める。
だが、全ては過ぎ去った過去でしかない。
母メリーアンは最後まで双子を愛していたのだと再確認できたのだから、今はそれで充分だとするのだった。

そうして、過去に決別し、新しい生活へと踏み出すのだった。

完!

という感じで、長々とやったが冗長な感が否めず、特に驚きも無く(父親の正体は私にはすぐ分かってしまった)盛り上がりも無く(母親の描き方が不足してるような気がする)平坦なまま終わってしまった。

それはさて置き、このゲーム会社のLGBT推し(ポリコレ付き)が正直、またかよ!ってなった。
LGBTは良いんだ。ただ、なぜそんなに誰かと誰かをくっつけたがるんだ(チャプター2でもチャプター3でもそういう展開が出てくる)
男だろうが女だろうがどっちでも良いけど、今そこに恋愛描写いらなくね?

あんまりにも推すから、くっつくべきなのかと仕方なく受け入れたよ。←

も~ライフイズストレンジ2でも急にキスシーンで、今そんな雰囲気だったっけぇ??ってビックリしたんだが、すぐこういうの盛り込んでくるの私は痒くなる。
差別とか嫌悪とかじゃなくて恋愛描写が押しつけがましいから引いちゃうわ•••

とにもかくにも、良く出来てはいるんだが、あまりパッとしないゲームだったなぁ。
一体何がテーマだったのだろう。
LGBT?家族の確執?死の謎?
どれも中途半端なんだよなぁ•••
詳細をゲーム中に置かれた文書(手紙や書類)で補完させようとするのも宜しくない。なんか良いところ見せてるはずなのにグッとこない。
あんなに描写上手いのに何故そこを映像で見せない??残念だ。

作中のパズル要素は結構面白かったけど。

まぁ、でもここの会社のゲームはちょっと飽きたな。
ライフイズストレンジ2の描写引きずりすぎ。