TACOMA(プレイメモ)
かなり前にXboxOneでセールになってた海外製ADV『TACOMA』をプレイしてみました。
ちなみに、開発はFullbright Company(GONE HOMEを作ったとこ)
2088年、作業員エイミー・フェリアーは宇宙開発企業ヴェンチュリスの所有するステーション “TACOMA” に到着。
エイミーがヴェンチュリスによって指示された業務は、ステーションに残されたデータとコントロールAI“ODIN”(オーディン)のハードウェアの回収だった。
しかしそこにはクルーの姿は無く、何かが起こったことがうかがわれる。
果たしてクルーはどこに行ったのか?
まだステーションのどこかにいるのか、あるいは既に離れたのか?彼らは生きているのか、もしや死んでいるのか?
エイミーは作業の過程でその真相を知ることになる。
その日、TACOMAでは ”淘汰パーティ” ?と呼ばれる宴会が予定されており、クルーたちはその準備をしていた。が、突然ステーションが大きく揺れ、どうやら隕石が衝突したとわかる。
これにより外部との通信は完全に遮断され、ステーション機能が停止したことで酸素も50時間分を残すのみとなってしまい、余命宣告されたクルーたちは、そんな危機的状況を回避すべく行動していた。
クルーは会社に救援を寄越すよう打診するが、救援には金がかかると会社は渋り、影でクルーを見捨てる算段をしていた。
それに気付いていたクルーは他の救助隊に信号を送ることに成功したらしく、助かった?(だからもうTACOMAには誰もいなかった)
要するに、クルーを見捨てた証拠のデータを会社はエイミーに回収し処分するよう指示していたわけだが、エイミーはTACOMAにてクルーを守った(クルーが会社の判断に反し、勝手に他に救援を求めたことを黙認した)AIのODINを社に引き渡さず保護することを決断。TACOMAを後にするのだった。
こんな内容、だった気がする。
とにかく、やっていて思ったのは、一人称視点だし、他の登場人物は写真でどんな顔してるか分かるだけで、後は体形がわかるビジュアルのみで、これはキャラの外見を作り込むコストをカットできる良い手法?だなぁなんて。
あとは世界観を吟味し、舞台を作り込むだけ。それで充分に魅せられる。
とはいえ、コンセプトは素晴らしいゲームでも、あまりに短時間で終わってしまうので勿体ないなぁなんて思った。
もっと他にも探索要素を入れて、ミステリー色を濃くしてストーリーに幅を持たせたらフルプライスで売れるADVゲームになるんじゃないかなぁ。