YUPPIE PHYCHO : Executive Edition（プレイメモ）
switchで配信された、Baroque Decayによるピクセルホラーアドベンチャーゲーム『Yuppie Psycho(ユッピーサイコ)』エグゼクティブ・エディション、クリアしました。
今作は、1990年代における架空の邪悪な会社を舞台にしており、デヴィッド•リンチ監督の作品や「アメリカン・サイコ」に登場する会社の社風からインスピレーションを受けたのだとか。
『ルカノール伯爵』でも美しかったドット絵が更にパワーアップしてました。
主人公ブライアン•パスターナックは世界的大企業であるシントラ社に入社が決まったものの、期待と不安一杯。
そこで彼を待ち構えていた “仕事” は予想もしていないものだった。
奇妙な会社に巣食う『魔女』を狩ることを命ぜられたブライアン。
問答無用で、不気味なモノが徘徊するオフィスを奔走し•••
口に襲われたり（？）
幾度も死地を乗り越えて•••
必死に駆けまわる。
そうして、社の過去が分かってくる。
発端は、平凡な とある夫婦。
子を望んでいたがなかなか出来なかった夫婦は世界中を巡り、不思議な商人に出会う。
夫婦は商人から “ドモリ” という名の、まるで半妖のような姿をした少女を譲り受ける。
夫婦はドモリを大切に育て、彼女の力なのか、富と名声を得た夫婦はシントラ社を設立。栄華を極める。
そして、夫婦はついに念願の子を設ける。
レイと名づけられた娘とドモリは無二の仲に。
家族は幸せに暮らした、と思われたが•••
ある日、突然レイが行方不明になり、夫婦は必死に捜索するが見付からず•••
そのうち会社の経営は不振に陥り、夫婦はついにドモリを魔女のように扱い、火炙りにしたのだという。
それにより、この社がおかしいのは魔女に呪われているからだ、と言われるようになったのだった。
真相は、封印が布かれた場所でしか生きられないドモリがレイとずっと一緒にいたいと望んだことで、レイが何処にも行かないように白ヘビ（ドモリの守護神みたいな存在？）に封され、それが行方不明として混乱を招き、ドモリは火炙りに。
ドモリの魂は封されたレイの肉体に宿り、眠っていたのだった。
無事、封印を解いたブライアンは、蘇ったレイにより、呪われたシンドラー社を解放。
ブライアンはこのまま退社を決意するも、仲良くなった同僚のケイトと頑張っていくような•••
そんなこんなで、完！！
色々大変だったけど楽しかった。
会話の文章がちょっと面白味が無くてそこは残念なんだが（ジョークを言ってるのかもしれないが面白いと感じない）ビジュアルやゲーム性などはとても素晴らしかった。
ま～ホント散々な目に遭ったわ～w
というわけで、感想を。
セーブはオートセーブは無く、手動のみで、回数、場所が制限されているし、暗いとこばかりの探索を余儀なくされるのに、懐中電灯には電池の消耗という概念があるから呑気にウロつくわけずにもいかず、ボス戦も独特で、何回も試行錯誤させられるし、初見では難しく感じました。
でも、良く出来たゲームだな、と。
コピー機に顔を押しつけてセーブは斬新w
そういえば、ゲスト出演なのかSWERY氏が！
まさかこんなところで見掛けるとは！！
とにもかくにも、ずっとやりたかったゲームだったのでプレイ出来て感無量です。
しかし、結局エンディング一個しか見てないんだよね。グッドエンディング見れたから良いかなぁって諦めたw
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【追記：2021/03/30】
追加要素をプレイして全部のエンディングを見ました。
追加されたボス戦はやり応えあったなぁ～
シントラ家の過去の有様を追体験？するようなエピソードで、結局ブライアンは最初に交わした契約───『魔女を狩る』ことを余儀なくされる。
ブライアンは悪魔の仮面を被り、
何かに支配されるかのように『魔女』とされるレイの首を狩る。
そうして『魔女』の呪縛は解かれ、仮初めの解放を得る───
一応、アナザーグッドエンド的な？
もう一つは『魔女』の威を “借り” ブライアンがシントラ社を支配していくエンド。
彼の元には、ドモリのような半妖の少女が。
彼女がいる限り栄華は約束されるのか？
高層ビルの眼下に広がる景色を静かに見下ろすブライアンの眼差しには、かつての気弱げさは見られなかった。
ブライアンかっこ良い•••←
あとは、ブライアンの代わりに同僚の男性がCEOに就任するが、会社は落ちぶれ破産する～なバッドエンドも見ました。
収拾物のビデオなどもコンプ。
ビデオの中身はハンディカムで撮ったような実写？だったりで•••
不気味で意味不明なのばかりでシュールでしたw
そんなこんなで、ま～やっぱり散々な目に遭ったね！
面白かった！満足です！！
新作、待ってますよ！！