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学習会が始まっています

全障研岐阜支部では「子どものねがいと教師のしごと」を使った学習会が始まりました。そのようすを寄稿してもらいましたので、紹介します。

~「子どものねがいと教師のしごと」輪読会 はじめました~

緊急事態宣言が解除され、やっと対面での輪読会をはじめることができました。昨年11月の学習会から1年ぶりです。事業所・県労連・保労組職員、大学・専門学校講師、元支援センター職員・教員、親御さんなどなど色んな方々と学んでいます。

1年ぶりの第1弾として、本書を読み合うことにしました。コロナ禍でなかなか学習の場がないという事業所の新規採用の仲間を迎えて始めています。本タイトルの「教師のしごと」とはありますが、深めれば深めるほど職種に関係なく共通することが多く存在し、それぞれがそれぞれの立場で、経験や意見が交流できる場になっています。

12月は「ボク描きたい」を読み合いました。重症児の伝えようとする力を育てるという内容に、事業所でのハロウィーンパーティ活動を通して交流しました。仲間にとってのハロウィーンとは? 本人さんのねがいを受け止めるとは? などを話すうちに「待つ」ことの大切さをつかんでいきました。本人さんの表情を見ながらゆっくり話したいな、マスクで表情が伝わりにくいからジェスチャーを大きくしてみたいななど語り合うことで、気付かなかったことに気付かされたり、考えがはっきりしたり、新しい発見が生まれたりしました。次のクリスマスパーティ活動におおいに役立てそうだと次回の集まりを楽しみにして輪読会を終えました。1月からも順次1節ずつ進めていく予定です。オミクロン株の影響が迫ってこないことを願っています。

(岐阜支部)

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