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普通の子の中学受験、普通の子こそ学歴を担保することを考える!

中学受験を経験すると、本当に異次元の天才たちを目の当たりにします。たとえ、小学校のカラーテストがほぼ100点でも、中学受験では普通の子、というケースが多々あります。うちの子どももその一人。塾に通い始めたのがほぼ5年生からなのでスタートは遅い方でしたが、それでも約2年(うち1年は個別塾もプラス)頑張って勉強しましたが、結果Y47~52あたりをウロウロ。残念ながら、中学受験においては普通の子です・・・(汗)。

将来、難関国立大には入れないだろう我が子

最初はもっと偏差値を上げて、もっといい学校を狙おう、という中学受験独特の世界に飲み込まれていました。が、やっていくにつれ「これは勝算なしだな・・」「目指すべき道が違うな」と気づきました。懸命に勉強しても、この仕上がりということは、恐らくうちの子どもが将来難関国立大や最難関私立に進む可能性は、50%もないだろうと。だったら、どうしたらいいのか?と考え、March付属の道がみえてきました。

普通の子だからこそ、学歴を担保する必要がある

もし、お子さんが優秀層だったら、中学受験で大学を決める必要はありません。もし、お子さんが芸術や運動など何かの才能があれば、学歴に対して躍起になる必要はありません。ただ、うちはあくまで普通の子。普通の子だからこそ、この時点で学歴を担保する必要がありました。子ども自身も、塾や友達からの情報を得て「大学付属に行きたい」と言い出したこともあり、我が家は「March付属中」に狙いを定め、御三家や準御三家などを目指すご家庭とは、まったく違う道を進むことになりました。

March付属は、入れるときに入っておく

中学でMarch付属に入るのはもったいないという意見、もう何回聞いたことでしょう。優秀な子なら大学受験で勝負するべきかと思いますが、普通の子は「入れるときに入っておけ!」というのが私の考えです。忘れてはいけないのは、March付属またはMarch大は、難関ではないけれど人気校なので、どの段階でも倍率は高め。中学でも、高校でも、大学でも、入れる時に入っておいた方がお得です。中学で入って後伸びして他大学受験する子も、わずかですが毎年います。しかも、March推薦をとったまま他大学を受けられる学校も多いので、気持ち的にもゆとりのある大学受験ができます。(その代わり、塾必須ですが・・・)

普通の子は、March大に届かない可能性の方が高い?

普通の子がMarch付属中に行くということは、最低ラインの学歴をMarch大にのせてあげられるということ。それ以上になるには、本人の努力次第。もちろん、成績が暴落すれば、付属高、付属大に進めない子もいます。ただうちは、Y50前後の我が子が「最難関私立などに行ける可能性」よりも「March大に届かない可能性」の方が高い気がして、攻めの中学受験はできませんでした。中学受験では、「えっ?March付属(笑)」という空気がありますが、「March以上の大学に行ける子の割合は、同学年の上位12%程度」。普通の子にこのあたりの学歴を担保してあげられたこと、親としては少しほっとしています。(もちろん、無事に大学推薦までこぎつけたらですが‥汗)。たらればですが、もしうちの子が中学受験をせず、地元の中学に行ってMarch付属高を受けても受かったかどうか。そのまま都立高に行けば、ますます道は険しかったかもしれません。

ちなみに、March付属中なんて行ったら勉強しなくなるのでは?というご心配にはおよびません。というのも最近の付属中、かなりの量の宿題がでますし、勉強しないと指名補習などもあり、ひと昔前のような遊び放題は許されませんので・・・(汗)

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