普通の子の中学受験、適正な志望校をみつける
自粛解除でうちの子どもも、憧れのMARCH付属中への登校が始まり、私は早朝からのお弁当づくりがスタートしました(汗)。最近の大学付属は、ひと昔前と違い勉強をさせることに力を入れているそうで、子どもの通う中学も課題の量が多く、大学を意識してかレポート形式の課題が多いです。(大学になっても困らないようにとの配慮かと思います)
さて、以前も第一志望に合格するなら過去問は合格最低点+50点以上を目安にすると、まさかの不合格は避けられるとお話したと思いますが、この基準は志望校を確定させるのにもある程度使える基準かと思います。
例えば、6年生の夏休み明けぐらいに過去問を解いてみて、初回で合格最低点+50点以上とれるようなら、第一志望としては十分ですが、もしかするともっと上を狙える可能性が高いかと思います。
私の個人的な感覚ですが、過去問を初めて解いて、合格最低点+20点くらいあれば、第一志望として適正ではないかと。というのは、本当に受験に対して本気で挑んでいる子どもは、受験ギリギリまで点が伸びるからです。なので、受験近くになれば、合格最低点+50点くらいまで伸びてくることが予想されます。
逆に、最初から+50点以上とれる場合は、第一志望としては、もったいない選択かもと。うちの子どもの場合、日大付属系の過去問を解いた時、初回に合格最低点+80点をとりました。これだと本人の実力より、かなり下の学校という位置づけとなります。
実際、うちの子は、最初、第一志望の過去問を解いた時、合格最低点+20~30点ほどとっていたと思います。その後、+40点ぐらいまでとれるようになったので、第一志望として何とか狙えるかなと思っていました。ただ、実際は、1回目の試験✖、2回目で〇だったので、やはり当日のメンタル的なことも考えると、合格最低点+50点くらいまで仕上げておくことが得策だと思います。
また、MARCH付属を受ける受験生の多くが、四谷大塚の模試を受け続けているかと思いますが、うちの子の場合は四谷大塚の模試よりも、MARCHの過去問の方がやや簡単なんだそうです。実際、四谷大塚の模試はY60以上の子ども達もたくさん受けるので、偏差値が低く出がちです。けれど、MARCH付属中はY55前後が主流。そのため、四谷大塚で偏差値が足りない子でも、過去問は十分に合格最低点+20点以上とれてしまう逆転現象が起こります。
うちの子どもも、Y50未満の偏差値のときでも、MARCH付属中の過去問はとれていましたが、この結果を塾の先生に報告すると驚かれました。先生達は、主に偏差値で足りているかどうかを確認しているので。Y55以下の学校を受ける場合は、四谷大塚の偏差値が足りなくても、過去問で十分合格最低点を上回る可能性があるので、過去問は早めに取りかかることをオススメします。
うちの場合は、6年生の夏休み明けから少しずつときはじめましたが、それでも時間が足りなかったと思います。偏差値が似たような学校でも、点がとれる学校、とれない学校もあるので、まずは一通り解いて、どこにいける可能性があるかどんどん学校を取捨選択をした方がいいと思いました。その結果、うちの子どもの過去問との相性は次の通りです。
2月の第一志望は「合格最低点+40点」、第二志望は「合格最低点+10点(2教科(偏差値が高めの学校のため)」、第三志望は「合格最低点+50点」、第四志望は「合格最低点+50点以上(うち算数は満点)」。
何度も、こちらで結果をお知らせしていますが、上記すべての学校に合格をいただきました。(第二志望はまぐれに近いかも・・・笑)。なお、過去問の日々の分析については、次回にてお話しますね。
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