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普通の子の中学受験、英語の存在感がジワリ・・・

お久しぶりです!いやー自粛明けで、うちのお客様も経済活動が活発になっており、最近は毎週のように出張へ(汗)。めずらしくまじめに働いております!

さて、うちの子もMARCH附属中2年、今年1回目の英検が終わりまして、無事に3級の1次を通過しました。2次(面接)はまだ結果が出ていないのですが、本人いわく結果は「わからん・・・」と何とも頼りない返事。面接では、ところどころ何言っているか聞き取れず、テキトーに答えたら面接官に「はっ?」って顔をされたそうです・・・(汗)。また結果が出たら、こちらでご報告しますね。

それでも、とりあえず中2で3級(1次)合格だったことには、親子でほっとしています。というのも、子どもの通うMARCH附属は英検3級とれないと高校に上がらせてもらえませんので~(お父さんお母さん、マジですよー)!! 他のMARCH附属だと準2級というところもあるようですが、英検3級でもドキドキでした。先生方からも中2の子ども達に「ここで3級とれなきゃやばいぞ」的なお言葉があったようで、それなりにプレッシャーをかけられていたようです。ただ、蓋をあけてみれば、今回同学年のほとんどが合格していたとか。まだ塾なしの子が大多数のなか、これはなかなかの教育レベルだと、学校側には感謝しています。うちの子はタイミングが合わず受けられなかったのですが、面接の特訓も学校の放課後に行ってくれるなど、フォロー体制もしっかりしています。

中学受験でも、英語の存在感が増している!?

さて、英語は中学から高校、大学とどんどん存在感を増してくる教科ですが、最近では中学受験でもその存在感を感じるようになりました。うちの子どもが中学受験をした2年前は、それでも英語は帰国子女中心の入試教科でした。けれど、去年あたりから一般的な中学入試にも取り入れる学校もチラホラでてきて、国・算・理・社の4教科または国・算・英の3教科で受けられたり、英と作文で受けられたりといった学校もあり、中学受験の一般教科としての英語の存在感がジワジワ増しています。

中学側の本音「英語ができる子がほしいの~」

この動きからわかるのは、「英語ができる子がほしいの~!」という中学側の強い想い。実際、うちの子どもが中学に入って、国語、数学、英語の3教科の大切をひしひしと感じています。まぁ、それは、私立の大学受験科目がこの3教科が中心なので、当たり前といえば当たり前ですが。ただ、中学になって初めて英語を本格的にやったのでは、他の国・算・理・社は出来るのに、実は英語がぜんぜんダメだったなんて子もいたりします。これだと、実績を出したい進学校としては相当キツイ。基本的に大学受験をしないMARCH附属中だったとしても、大学への推薦基準が英検2級以上というところが多いので、今後も英語を捨て教科には出来ません。

大学で文系、理系、どっちの学部に行ったとしても、英語は必須。だからこそ、小学4年生で本格的に中学受験する前に、英語の勉強を始めて、その子の英語(語学)のセンスを確認しておくのは、今後必須かもしれません。もし得意なら、小さいうちからどんどん英検をとっておいて、苦手なら少しでも先取りで学習し、中学・高校ぐらいは困らないようにしておくことが大事になってきそうです。

英語を売りにしている学校へ行ってはいけない子

そして、お子さんが英語が苦手と早めに把握できたら、絶対に英語を売りにしている学校を避けることをおすすめします。(H、HK、Mとか・・・)。英語を売りにしている学校は、当然ながら英語が得意、好きなお子さんが多く集まってくるので、自然にレベルが上がり、英語が出来る・出来ないが、勉強のモチベーション全体に関わってくる可能性があります。「これからは英語だ!」「海外大学だ!」と、お子さん自身の特性を把握せずに時代の流れのみにのってしまうと、場違いな中学に入ってお子さんが苦労することになってしまうので、要注意です。

どの私立中でも、英語を一からしっかり学べる!

例えば、MARCH附属中の場合、英語やプレゼン授業などを売りにはしません。MARCH附属中は、MARCH大に行けることが最大の売りなので、学校説明会ではココを中心に話が進みます。けれど、入学してみれば、英語はいくつかの授業スタイル(外国人教師による会話中心の授業、日本人の英語教師による文法のみの授業など)が用意され、学校の授業のみで英検準2級ぐらいまでは中学生の間にとれるようです。また、プレゼンに特化した授業もあり、その専門の先生が指導し、そういう大会で優秀な成績を収めたりしています。けれど、それはMARCH付属中のみならず、最近の私立中では当たり前の授業だったりするので、多くの学校があえてそこを強くPRしません。

英語が苦手、英語をまだやってないなら、英語教育をあまり売りにしていない学校に入ると、出来ないのが当然と一からコツコツとしっかりやってくれます。結果、うちの子のように、中学に入って本格的に始めた子でも、塾なし&中2前半で3級はクリアできるようです。

中学受験の英語は、新たに戦えるカードだ!

中学受験は、長文読解の国語、独特な解き方をする受験算数、膨大な知識を必要とする理科と社会だけで、もう一杯一杯になると思いますが、そこに英語をプラスできるお子さんにとっては、戦えるカードがもう1枚増えることに! または、理・社を捨てて、国・算・英で勝負をかける!といった新たな戦法もみえてきます。

これまでの既存の4教科を仕上げながらも、英語の存在を忘れず、使えそうなカードなら思いきって使ってみるのもいいかもしれません。ご健闘を心よりお祈りしています!

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