【発音解説②】/ɪ/の発音
Ryoです！
英語を学ぶ時は
必ず「発音」から入ること
ということで発音記号を通して
英語の音を解説しています！
こちらは私の尊敬するHitomi Kengo先生が運営する
「英語で悩むあなたのために」というサイトから拝借した画像です。
前回は一番左上にある/i:/の発音について解説しました。
↓↓↓
今回はそのやや下にある/ɪ/の発音について
解説していこうと思います！
/ɪ/ の発音
母音の音を定めるポイントは3つ。
①舌の前、中央、後ろのどこを用いて、どの高さにそれを配置し
②顎の開きがどれくらい広いのか、あるいは狭いのか
③さらに唇の形が丸みを帯びているのか、いないのか
でしたね！
/ɪ/の音に関して言えば
①舌の「どの位置」が「どの高さ」にあるか
→舌の前の方が高い位置にある
②口の開き具合（＝顎の下り具合）
→口は狭い開き具合である
と言えます。
発音のポイントとしては
/iː/の音を出した後に
頬の筋肉をふと緩めてあげることです。
そうすることで、筋肉の緊張で
上に持ち上がっていた顎が
少しだけストンと下に落ちます。
それに伴い、舌の位置も少し下がり
「イとエの中間のような音」
に聞こえます。
実際の発音と、その口の動きをレントゲンで写したものが
下のサイトから見れますので
/ɪ/ の音と上記の①②を
確認してみてください。
よくある誤解として
/iː/と/ɪ/の音の違いは「長さ」にある
というものが挙げられます。
ところが、it /ɪt/ の発音を長くしても
eat /iːt/と同じ発音にはなりません。
上でも説明した通り
頬の張り具合により
舌の位置や口の開き具合が異なるからです。
it /ɪt/ ━ eat /iːt/
mitt /mɪt/ ━ meet /miːt/
sit /sɪt/ ━ seat /siːt/
hit /hɪt/ ━ heat /hiːt/
ship /ʃɪp/ ━ sheep /ʃiːp/
これらの単語を発音し比べて見た時に
右の単語と左の単語で
明らかな音質の違いを出すことを意識してみてください。
ポイントとしては
頬の筋肉の張り具合
を意識するといいかと思います。
音の違いとしては
左側の単語は「イとエの中間音」に聞こえるのに対し
右側は「硬くてはっきりとしたイの音」に聞こえます。
まとめ
さて、本日は母音の/ɪ/の発音を
解説しました。
実際に紹介した発音のサイトの中に
音声が含まれているのでそちらを聞きながら
音と理屈を重ねて聞いていただけると
よりイメージが湧きやすいかと思います。
次回も同様に
母音の解説をしていこうと思いますので
もしよかったら発音の学習のお供にしてください。
それでは！
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