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チームをつくる|Bridge Day 1

延長戦となった夏のBridgeインターンシップから3ヶ月。今年度は短いスパンでの実施となったこのプログラム。先日2月15日から冬期がスタートしました。

夏と同じく参加学生は帝京大学と東京工科大学。ただし参加人数が大幅に増え、合計8名に登りました。この人数はManabi Lab.以前からやってきたインターンシップ期間までさかのぼって思い出して見ても過去最多!某大学ではこのインターンシップにくるとすごく成長できると噂になっているとか。

今期のインターンシップもゴールは「自分たちで考えた企画の具現化」。3月末に行われる立川での地域イベントがアウトプットの舞台となります。そこに向けて14日間の濃厚な日々が始まりました。メンバーが違えばアウトプットも、そこに至るプロセスも全く異なります。さて、今期はどんなドラマが見られるのでしょうか。

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初日のこの日は、ひととおりのスケジュール確認の後、協働して企画を進めて行くために必要な共有ツールを設定。PCスキルに長けている人がそうでない人に教えてあげるそんな一幕も。大したことではありませんが、これが協働の第一歩。

同じ学年であれ、異なる大学、異なるバックグラウンドの人たちが1つの目的に向かって協働していくためには、何よりも相互の理解が不可欠。まずはこのインターンシップでお馴染となった「自己紹介プレゼン」でどんな人たちが参加しているのか知り合います。

進行は学生メンタの「たいせー」。彼は夏のインターンシップ参加者。夏のメンタだった「あいみー」のようになりたい!と今期のメンタを快く引き受けてくれました。メンタになることが決まった後直接アドバイスをもらっていたとか…見えない部分でこういうつながりができているのも嬉しいですね。

さて、この自己紹介プレゼン、事前に宿題として課されていたスライドを用いて行なっていきます。シンプルにまとめてきた人、デザイン性を取り入れてこだわったスライドを作ってきた人、中にはオリジナルの動画を盛り込むなんて強者も!スライドだけではなく、伝え方も特徴的。良いなと思ったのは共通して、どのプレゼンもちゃんと相手に伝えようという意識が感じられた部分。これがプレゼンの基本。相手のことを見ることができるかどうか、はチームで動く上でも基本なこと。これができているのはチームビルディングもスムーズにいくかな?

このインターンシップでは「プレゼン」をかなり重点的に行います。自己紹介プレゼンの最中、各プレゼンをメンバー同士で録画しておきます。のちに自分のプレゼンを確認できるように残しておくことでブラッシュアップに使っていきます。

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午後からはメンバーのチームビルディング。合意形成の取り方を学びます。題材は企業研修でも用いられるプログラム。あるシチュエーションを想定し、その状況下で行う行動について優先順位を決めていくというもの。かなり長めに時間を取り、「多数決不可」のルールのもとみっちりじっくり納得いくまで対話をしていきます。

チームメンバーの性質によって特徴が出るもの。2つのチームに分かれてワークに取り組んでもらいましたが、勢いでどんどん決めていくけど、時には戻って考え直したりするチーム、全員の意見を踏まえてじっくりと選択肢を絞っていくけど、最後の一押しがなくてなかなか決まないチーム。

対話を重ねることすること1時間30分弱。やっと出た答えはこのチームでの初めての納得解。一応正解というものはあるけど、こうやって合意形成された答えもひとつの正解。むしろ誰かの出した答えより、自分たちで対話の末に出した答えの方がチームで動く際には大事だったりします。こうやってこのインターンで行う企画は全て決まっていきます。

自分の意見を伝えられる関係性、そしてそれを受け入れてくれるコミュニティ、その意見で場が動く自己原因性感覚をこのワークで得てもらえたらなと思います。

今期から導入した1dayリフレクションののち、この日の実習はここまで。

14日間のハードな日々、楽しんでいこうぜ。

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2017年2月15日(水)@立川市子ども未来センター

10:00〜13:00:イントロダクション&自己紹介プレゼン

13:45〜17:00:チームコンセンサスワーク

担当:佐藤 / メンター:たいせー

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