PBLインターンシップ「Bridge」 12日目

事前打ち合わせが大事です。

今回のインターンシップの2大ミッションのうちのもうひとつ。学生団体N.G.I.が主催する「それいけ!たまレンジャー‼~食べて学ぼう!のらぼう菜~」のスタッフとしてイベントに参加すること。Bridge9日目には、一緒に現地のリハーサルや打ち合わせにも参加しています。シミュレーションも準備もばっちりのはず!

自分達がやったイベント (カラフル変身大作戦) よりも規模が大きく、活動も野外を含めるので広範囲なイベントです。子どもたちの参加背景も違います。関わるスタッフも20名を超えます。さて、どんな1日になるでしょう?

まずは念入りな打ち合わせから。それぞれの担当を最終チェックです。

今回、インターン生は子どもたちのグループに担当として入ります。タイムテーブルの把握と、子どもたちと活動内容を もう一度シミュレーション。

今回のイベントはあきる野市の地元野菜「のらぼう菜」を畑で収穫して、世界の料理を作って食べるというイベントです。あきる野市役所や地元農家さんとのバックアップもあって実現しました。参加者は未就学児~小学校低学年のこどもたちとその保護者。「それいけ!たまレンジャー」は年に2回、N.G.I.が主催しているシリーズイベント。リピーターも多い人気の企画です。

お出迎えから楽しくね

参加者が到着すると、楽しそうなメンバーがお出迎え。

子どもたちのテンションもあげていこう!

子どもたちは、今日初めて顔を合わせるメンバーがほとんど。まずはアイスブレイクから始めます。さすがいつもイベントを企画しているだけあって、 N.G.I.のメンバーはアイスブレイクの進め方も上手です!みんなすぐに笑顔!

アイスブレイクで、今日1日一緒に行動するグループに分かれます。チームに入ったインターン生たち。「子どもと接するのが苦手です」と言っていたインターン生も、子どもたちに積極的に関わっている姿が見られました。慣れたスタッフもいるし、前回のイベントも経て、関わり方が少し変わってきたのかもしれません。

このあとは、畑まで少し歩きます。

畑までの道のりは、田舎道とはいえ、車も通る道を10分ほど歩きます。子どもたちの安全確保に気を配るのも、スタッフの重要な仕事。けがをしないことはイベントの重要な目標のひとつです。

のらぼう菜となかよしになる

畑に着きました~。農家の方から「のらぼう菜」のお話を聴きます。

地元の子どもたちには馴染みのある野菜ですが、栽培している農家の方から直接お話を聞く機会は貴重。子どもたちも真剣に聞いていました。

さあ!収穫です!畑にワシワシっと入って行きます。

こういう時の子どもたちは、本当に躊躇がありません。

「ぽきって折ってとるんだよ~」
「下の方が美味しいよ~」

さっき農家の方に教わったこと、友だちやスタッフと話しながら収穫していきます。

「こんなに採れたよ~!!」

袋いっぱいだね!子どもたちは、のらぼう菜の畑の中を葉っぱをかき分けて、夢中で収穫してました。次は調理だよ!ちゃんとお料理できるかな?


スタッフともなかよしになる

収穫が終わったら、公園へ戻ってお弁当タイム。

畑で一緒に作業もしているので、スタッフ参加者の距離感もグッと縮まっています。

今回は学生と遊んだり、コミュニケーションをとることも、イベントのねらいのひとつ。

いつもは触れ合いの少ない大学生と子どもたち。学年の差が大きい異年齢交流です。

一番年下の参加も、スタッフに励まされながら、子どもにとっては少し長い道のりを頑張って歩きました。


調理スタート!

調理室へ移動して、いよいよお料理が始まりました。

それぞれの班に分かれて、世界の料理を作ります。

シフォンケーキ、スコーン、トルティージャ、オムレツなどなど。

畑で収穫している間に、調理室スタッフがちゃんと準備を整えてくれていました。なのでスムーズに調理も進んでいきます。役割の分担など、連携が大事ですね。

子どもとの連携も大切です。子どもたちの年齢は様々。どこまで手伝ったらいいのか、子どもたちに任せておけるのはどこまでか。 インターン生は、 子どもたちが「自分で学ぶ」のと「危険なライン」のぎりぎりを探れてたかな。きっと一生懸命その場を進めて料理を作っていたと思います。でも、そんな視点を持ちつつ関われていたら、子どもたちの体験も学びもゆたかになるはず。

それは後日の振り返りで探りましょうね~。(と思いつつ見守る担当2名)

子どもたちは意外と手際がよいです。

家でお手伝いをしている子どもたちも多いのかな?

ハンドミキサーに真剣!

美味しそうにできあがりました。

みんなでいただきま~す!


イベントの体験を「経験」に。

大きな事故もなく、無事にイベントは終了。本当にお疲れ様でした。子どもたちの笑顔が見れてよかったです。子どもたちの体験型のイベント。体験して学んでいるのは子どもたちだけじゃなくて関わるおとなたちもいろいろと学んでいるはず。

インターン生にとって、運営面では、前回自分たちが企画したイベントとは逆の立場での参加でした。つまり、N.G.I.がスタッフに入ってくれて、今回はN.G.I.のイベントにインターン生がスタッフで参加。立場が違って、他の人の動きや役割はどう見えたでしょうか?大学内ではなく、社会や地域とつながっている2つのイベントを、自分たちで運営していく時に感じた事や、自分の役割はどんなものだったのか。そこで得た「経験」を自分の言葉で語れるようになってほしいと思います。

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3月26日(土)

8時30分~16時00分 

「それいけ!たまレンジャー‼ ~食べて学ぼう!のらぼう菜~」

場所:都立秋留台公園

参加者:インターンシップ学生4名

担当:佐藤・寺西・竹丸

協力:学生団体N.G.I.

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