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知りたい!浜松西高中等部の受験【内申点編】

まずは私(塾長古橋)について少しお話しさせていただきます

私が塾を始めたのは、自分自身が学生時代に国語が苦手だったからです。本を読まずに恥をかいた経験があり、同じような経験を生徒にさせたくないと強く思っています。本を読み、学ぶことの大切さを伝えたい。そんな思いで学習指導の道に入り24年が経ちました。

浜松西高中等部の受験指導を2002年の初年度から続け、これまでに300名以上の生徒を浜松西高中等部へ合格させました。本をたっぷり読んだ生徒たちはその後、東京大学理科三類、京都大学医学部、浜松医科大学、慶應義塾大学、早稲田大学政治経済学部などの難関大学へ進学しています。

さて、最後は内申点について見てみましょう。

浜松西高中等部は県教育委員会の管轄です。そのため、入試は中3受験生が挑む公立高校入試と同様に合否判定が行われます。

高校入試は「内申点と学力検査」で合否が決まります。さらに、合否判定には順序があります。第一段階は「内申点」です。学力が高くても学校の生活態度が良くないお子さんは、高い内申点を得られない可能性があります。

◾️内申点が得られない主なケース
・提出物を出さない
・授業態度が消極的
・先生から何度も注意を受ける
・欠席が多い

浜松西高中等部のような志願倍率が高い学校では、内申点が高いお子さんが多く受験します。そのため、内申点が低いお子さんは第一段階で足切りに合う可能性があります。

では、どうすれば内申点を得られるのでしょうか?

その答えは、先ほど紹介した「内申点が得られないケース」の逆を行えば良いのです。

◾️内申点が得られるケース
・提出物を出す
・授業態度が積極的
・先生から頼りにされる
・学校を休まない

勉強はできるかもしれませんが、自己中心的で、忘れ物が多く、先生から繰り返し注意を受けている生徒を浜松西高中等部が望むでしょうか?

当然ですが、浜松西高中等部にふさわしいお子さんが合格します。授業に積極的に参加し、提出物の期限を守り、勉強もできる。これが目指す生徒像です。

小学校側が求める当たり前のことができていれば、内申点のことで困ることはありません。お子さんたちが大人になり社会に出れば求められることでもあります。

しかし、現実として担任の先生との相性が左右するケースもあるようです。このようなケースはどうすればいいでしょうか?

受け入れるしかありません。

決して先生に文句を言わず、授業づくりや学級づくりのために貢献しましょう。そして、こちらの熱意を伝える。「なぜ浜松西高中等部に進学したいのか」を担任の先生にしっかりと伝えましょう。これができるようになれば、先生もお子さんを高く評価してくださるはずです。

私の塾にもこのような受験生がいました。
中学受験に否定的だった担任の先生の指示を守り、授業づくりや学級づくりに努めた結果、逆に応援してくれるようになったのです。

ぜひ、担任の先生を味方につけましょう。

応援者が増えれば、心強くなります。勉強にやる気が出て、合格する可能性が高まります。そして、浜松西高中等部受験をするために「小学校の代表者として受験する」という高い意識を持ちましょう。その自覚が精神を高め、学力を向上させてくれます。合否の結果にかかわらず、後輩の模範にもなり、目指す先輩にもなるのです。浜松西高中等部は向上心が高いお子さんが集まることをお忘れなく。

受験勉強に励みながら、人間力も磨いていければ、中学入学後も自信を持って学校生活を送れるはずです。

浜松西高中等部の受験について詳しく知りたい方は、書籍をご覧ください。親の心構え、家庭の在り方、出題傾向の分析と対策、勉強方法などが満載です。きっと受験生のお役に立てると思います。


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