子連れ車中泊の車～メリット編～

　我が家は、4年半前から車中泊仕様の車を使っています。当時は、今ほどは車中泊について取り上げられることは少なく、情報もそれほどありませんでした。それでも「子どもと一緒に楽しみたい」という思いで車中泊の経験は全くないのにもかかわらず勢いで車（ステップワゴンのキャンピングカー仕様）を購入してしまいました。しかし、結果的にはかなり満足しています。メリットは次の通りです。

①普段使いができる
　これが最強です。ハイエースで車中泊をされている方をよく見かけますが、我が家的にはハイエースを普段使いするのは適していない気がします。子連れ家族にミニバンは最適です。ただ助手席以外は土足禁止にしているので毎回靴を脱ぐのが手間です。お座敷状態で乗っているのは気持ちが良いですけどね。

②ポップアップルーフ
　車中泊の際、ポップアップルーフを重宝します。子どもを寝かしつけて自分（夫婦）だけ好きなとこしたい場合によく使っています。また、荷物を全て２階部分置くことで車内を広くすることができます。状況によっては、２階と１階の別々に寝ることもできます。欠点としては、風が強すぎる日はポップアップルーフが使えないので、そのような場合は荷物と寝ることになりますｗ

③ガンガン走れる
　ガチのキャンピングカーの居住性は最高かと思います。しかし、高速道路で走っている様子を見るとすごくのんびり走っています。居住性を重視している分、走行性能を若干犠牲にしているのだと思います。それに対して我が家の車はミニバンですのでそれなりにガンガン走ります。普段使いとしても遠出をするにしても走行でストレスがないのはとても気持ちがいいです。

④SAでの休憩・仮眠が容易
　別の記事でも理由等は、紹介しようかと思いますが、神奈川から北海道へ行く際に青森県まで自走して津軽海峡フェリーを使っています。子供のトイレや機嫌を考えながら進むので１日では着きません。また自分自身も睡眠時間を削って真夜中走るということもしたくありません。そのため、SAなどで疲れたと思ったら睡眠を取るようにしています。
　普通の車だったら一回高速道路を降りてホテルに泊まるというのが普通ではないでしょうか。我が家は軽く寝てSAから道がすいている早朝に出発ということをよくしています。
　おまけとして夜中に高速道路上にいることで休日でなくてもETC割引がききます。よくお盆や年末年始は「割引しません」という案内が出ていますが、家は以上のような行動をしているので深夜割が適用されます。

番外編～デメリット～
　番外編としてデメリットです。それは、価格が高いこと。普通のミニバンの金額＋２００万円くらいしました。２００万円あったらいろいろな高級ホテルに泊まれますね。我が家は北海道無料キャンプ場で野宿ですｗでも車だから行けた（車で寝泊まりしながらではないと行けなかった）素晴らしい景色や出会いはプライスレスだと思っています。でも普通の人はホテルを取った方が幸せになれると思います。金額面だけを考えてもとを取ろうとするのは難しいかもしれません。