時代はどう変わる?お金は?バイオメトリクス認証を解説
時代はデジタル社会であり、財布から現金を出さずに買い物が出来てしまいます。
今では当たり前のように感じますがどう変わってきたのか比較できるように解説していきます。
■札や硬貨はどう作られる?
札は日本銀行が印刷できることはご存知の方は多いと思いますが、でも実際はどうなのでしょうか。
日本銀行はお札を自分達で刷ることはなく、独立行政法人「国立印刷局」に任せています。
また硬貨は、日本銀行ではなく、実は政府が発行元になります。こちらも独立行政法人「造幣局」に任せています。
ここでポイントなのは、「日本政府はお札を発行できない」になります。
明治初期、西南戦争時代に戦時費を賄うためにさまざまな銀行がお札を印刷した結果インフレーションが起こり経済が大混乱に陥ります。
そこで出来たのが貨幣の量を調整する「日本銀行」になります。(1882年)
日本政府として資金調達するには「国債」になります。
この国債今では発行額が約1068兆円(5年度末)とGDP2倍になっています。
◾️デジタル促進の橋がけ「振込」
現金は国の「信用力」から絶対的な価値があり、あらゆるものをつなぐ交換手段となっています。
そのかわり何をやるにしても「管理」が大変になります。
現金支払いだと1件1件支払いしないといけません(月末になるとATMで1件1件支払いしている人見ますよね)
企業だと100~件以上ある支払先で現金支払いするのは大変です。
そこで登場するのが「振込」になります。
銀行に預けているお金をわざわざ引き出さなくても銀行の振込サービスを利用すれば支払ができます。
また支払先が多くあれば一括振込により1回の手続きでまとめて各支払先へ振込ができます。これを「総合振込」と呼びます。
ただ現代が便利になるにつれて人の行動や仕草スピードや効率化が求められるため振込や現金が手間と感じるようになります。
そこでスマホでピッと支払できるキャッシュレス決済が登場します。
こちらは皆さん普段の生活で使われていますでしょうか。
そして新たな支払方法で利用されたのが「バイオメトリクス認証」になります。
◾️バイオメトリクス認証(生体認証)とは
例えばスマホの指紋認証でも使われています。
IDやパスワードなど他に盗まれることがなく、個人の生体を使うことでセキュリティを強固にすることができます。
ですが、認証精度も種類によって違います。しかし技術は進歩していきますので精度はこれから上がると思われます。
この生体認証を利用すれば、災害時でもキャッシュカードやスマホがなくてもお金を利用できるので期待されています。
ここですごいのはこのバイオメトリニクス認証を利用した会計レジが登場しています。
あらかじめ、利用サイトにおいて自分の静脈、クレジットカードを登録しておき、実際にレジで会計する時に静脈認証機器に手をかざして支払完了となります。
これでスムーズに会計できてスマホや現金、カードを出す手間も解消できます。
やはりコロナ禍により非接触が当たり前の認識になった関係でより加速させたのでしょうか。
ニュースですでに放送されていますが、「お札がどうできるか⁈」「どういう流れでキャッシュレス化が進むのか」が分かっておくと
「おぉースゴイな、バイオメトリクス認証レジ」 と興味が沸くのではないでしょうか。
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