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「サイバー世界大戦」ポール・ローゼンツヴァイク著 感想

「サイバー世界大戦- すべてのコンピューターは攻撃兵器である」は、元アメリカ国土安全保障省政策担当次官補のポール・ローゼンツヴァイクによる、サイバー空間での脅威と対策について書かれた本です。原書英語版は2013年に発売、日本語版は2016年に発売され、苫米地英人博士が解説(翻訳では無い)を書いています。

技術的な内容だけでなく、法律やビジネス、スパムメールなどの身近な事例の話もあり、読みやすいです。
COTS(商用オフザシェルフ/commercial off-the-shelf)など、苫米地博士が講義で触れる内容も解説されており、理解が深まりました。

苫米地博士のブログに、博士による前書きが公開されています。

博士の前書きより抜粋
『ぜひ、多くの人に読んでいただき、サイバー戦争というものの現実を知っていただきたいと思う。
そして、その気付き、目覚めを多くの人と共有し、発信して(いまや個人が世界中に声を発するためのツールがたくさんある)、さらには投票行動へとつなげていってほしい。
平和な世界をしっかりと築き上げるためにも、本書に書かれている事実を多くの人に知っていただきたいと思っている。』


関連図書
英語版 


苫米地博士のサイバー軍の提案


苫米地博士が翻訳している、珍しい本。洗脳の歴史を知る上で非常に重要な本です。


フォートトーク生成「サイバー世界大戦」

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