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アニメ「戦国妖狐」10話で分かる、コーチングの極意

戦国妖狐は、現在放送中のアニメで、原作は水上悟志先生のコミックです。

妖狐の「たま」、たまを姉と慕う、不思議な力を持った人間「迅火(じんか)」、自称剣士の「真介」の3人は、世直しの旅をしています。

旅の途中、迅火たちは圧倒的な力を持った「龍」に命を狙われます。山の神に匿われ修行を受けた迅火は、実践として龍と戦うよう言われます。
迅火は「10回やっても10回負けますよ」と反論しますが、山の神は、100回なら?1000回なら?と問い続けます。
一万、と聞かれたのに対し、迅火は「奇跡起これば、あるいは・・」つぶやきます。すると山の神は「おめでとう!一万通りの未来の一人が、龍を倒した」と笑います。
これはコーチングの極意で、コーチはクライアントのスコトーマ(心理的盲点)を外していき、ゴールをイメージできるようにします。山の神は、迅火の「龍に絶対に勝てない」というスコトーマを外し、1回でも勝つイメージを作ることに成功しました。

オリンピックメダル28個(内、金メダルが23個)という圧倒的な記録を持つ水泳選手、マイケル・フェルプスは、眠る前にオリンピックで金メダルを取るシーンを、どのように泳ぎ、どのようにターンし、どのようにゴールするのか詳細にイメージしていたそうです。

マイケル・フェルプスのコーチ:マーク・シューベルト

修行によって迅火の能力を目覚めさせただけでなく、龍に勝つことをイメージさせた山の神は、まさにコーチと言えるでしょう。
アニメ10話で素晴らしい描写があったので、解説してみました。

フォートトーク生成「戦国時代の和服を着た、狐耳の少女」

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