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【箸置き】美しき小さな一品が食卓を彩ります。

自宅での食事機会が
ぐっと増えたこの数年。

一日三食つくることに慣れ
少し余裕が出てきたせいか

食卓を華やかにしたいなと
思うようになりました。


そんな時にみつけたのが
こちらの箸置き。

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ハート型にもみえる
椿の花びらの柔らかなデザインが
とても素敵で。

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お箸をそっと置きたくなるのです。


陶芸家・酒井智和氏の
こちらの作品は、

速水御舟(はやみ ぎょしゅう)の
《名樹散椿(めいじゅちりつばき)》の
絵画をもとに制作されています。

京都市北区にある椿寺(昆陽山地蔵院)の
豊臣秀吉も愛したという
「散り椿」。

その豪華な椿が描かれた
こちらの絵画は重要文化財にも指定されています。

ちなみに椿寺では、樹齢120年となる
二代目の椿が春に満開になるそうです。

紅、白、桃色、黄色、紅絞りと
色とりどりに咲くため
「五色八重散り椿」とも呼ばれ
親しまれています。


その紅絞りの椿が
京都からはらはらと

わが家の食卓までやってきたようで、
雅な気持ちになるのです。

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食材で鮮やかさを
演出することが毎回というわけにもいかず、

こちらの一品に
花を添えてもらっているこの頃です。

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こちらの箸置きとは、
山種美術館で出逢ったのですが

畑井智和氏の作品は
美術館のミュージアムショップや
展示会などでお求めいただけるようです。


また、速水御舟(はやみ ぎょしゅう)の
《名樹散椿(めいじゅちりつばき)》は
11月始めまで山種美術館で
観ることができます。

「速水御舟と吉田善彦 ―師弟による超絶技巧の競演ー」
会場:山種美術館
 東京都渋谷区広尾3-12-36
会期:9月9日(木)~11月7日(日)
開館時間:10時~17時 月曜休館 
https://www.yamatane-museum.jp



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