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【日記】Søstrene Greneが近くにできたよ

足のつかない浅瀬に立って、顔だけを水面に上げて空気を吸っているような毎日であった。

吸っているような毎日であった、とか言っている間に1学期が終わって1週間が経った。私はそのうち半分は熱っぽくてぼんやりしていて、残り半分は何をしていたかよくわからなかった。

一年の締めくくりはまた別で書こうと思う。学期の終わりも。


熱を出したのち課題を軌道に乗せて家の近くのスーパーに行ったら、その隣の隣の隣くらいにSøstrene Greneができていた。なんと読むのかわからないが、デンマーク発の雑貨屋である。なんならフライング・タイガーの横にできたので、デベロッパーはなかなかいいセンスしてると思う。

なんでわざわざこれを書いているかというと、スウェーデンに滞在している際に見つけた可愛い雑貨屋で、こんなのがイギリスにもあったらすごく素敵だなあ、と思っていたからである。可愛い北欧雑貨のお店だ。フライングタイガーはちょっとポップな北欧雑貨という感じだと思うんだけど、こちらはもうちょっと落ち着いた、大人目な感じだ。

手芸用品から整理用品、文房具からお菓子まで。見ているだけで楽しい。夏にスウェーデンで買ったデザインペーパーセットの冬バージョンが出ていたのですごく嬉しくて買おう!と思ったのだけれど、£8 (i.e. 30分の労働)だったので流石に断念した。£8あれば3日は食べられる。こう思うとやっぱり旅行中に見つけた雑貨屋だからよかったのかなあ、ロンドンで普段£8は使えないもんなあと思いつつも、歩いて眺める分には楽しいのでやっぱり家の近くに進出してくれてよかったと思った。


年末を迎えるにあたって断捨離もして、不用品はドネーションに持っていった。今年かわい〜!と思って買ったが全く似合わなかったセーターと、バイトでも普段でも使える良い靴を買うぞ!と思って奮発して買ったもののサイズが合わなかった革靴を処分したことで、私の冬服は4年間プラマイゼロになった。革靴は多分伸ばしたりできたのかなとか思う。まあ、なんかモヤモヤするよりはいいかなっていうことで。

革靴買わなければ髪切りに行けたなと思いつつも、失ったものは仕方がないので記憶の片隅に追いやって、また可愛い雑貨屋を放浪したいと思う。嫌な締めくくり方。

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