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【雑記】2024年閏日(Leap day)

別に閏日は関係ありません。


本当になぜだかわからないのだが、私には午前中何かして、午後メールだけ書いていたらいちにちが終わっている日がある。いや過言かも。それが昨日で、朝説明会に行って、その後ちょっとオンラインで打ち合わせをして、メールを書いて報告書を書いたらもう18時とかだった。18時に大学前で人に会う予定があったのに、17時55分になっていたので「メールを書いていたら時間が経ち過ぎていたので5分遅れます」とテキストメッセージを入れて、なんて間抜けな文面なんだと思った。ちなみに5分で目的地に着いたので私の遅刻は無かったことになった。無事。

ほんで何かっていうと、先週の金曜日に来たメールを水曜日に返したので「遅れてごめんちょ(ポライトに)」と最初につけて送り返したら、「返信をくれてありがとうね」から文章が始まっていたので大変に救われたということを書きたかったのだった。依頼主へのメール返信がそんなに遅くて良いわけがないので、本当にすみませんの気持ちである。仕事ができる人はメールの返信が早いっていうし、メールの返信が早いニキとして生きていきたい。僕は。だけど同時にメールを書いてるだけで褒められる世界でもあってほしいなと思う。

卒論のせいでニキとつけるとテッサロニキ(ギリシャの都市名、ユーゴスラビア紛争後に国際会議が開催された)を思い浮かべる様になってしまった。もう多分一生そうなっちゃったと思う。助けて。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/73/6/73_219/_article/-char/ja/

AIを使って論文を書くときの説明である。私は大学のすべての過程を英語でやっているわけだが、大学の課題はAIの使用を厳に禁じられているので、ほうほうどんなもんじゃいと思って読んだ。

現時点の AI は,特定分野の研究助手ではなく,一般 的な言語助手として考えるべきだ。

柳瀬 2023, p.219

読んで思ったのは、「日本語で言っていることがクリアなら英語翻訳はいけるだろうな」ということだ。国際紙とかに論文を出したいレベルの研究者の皆様は、日本語で研究ベースや論点がしっかりあって、それを英語に表出させるところにAIを使うわけで、だから言語助手となるわけだ。一方で英語で考えて英語で考えるということは、日本語で考えて英語で考えるということとは少し異なってきていて、それはアカデミアのグローバル化とかの根底にある限界なのかなと思った。日本語で考えたことを英語で示すことは、必ずしも日本語で考えたことをすべて表出できるのだろうか(特に社会科学・人文科学の分野において)?


自分が読んでいる論文に、昔自分が何かしらの形で覗き見したり関与したりした団体とかが参照されていると嬉しい。というか、興味を持つ。それはEast Europe研究におけるDecolonisationにおいての弊学部-School of Slavonic and East European Studies(めんどいのでみんなシーズSSEESと呼び頻繁にSEESSとタイポされている)-とか、私がインスパイアされてやまないGustafssonの論文における言論NPOの世論調査とか、中央アジアにおける日本の外交関係とかだ。世界って広いんだなという気持ちと、世界って意外と狭いんだなあという気持ちが入り混じるのが論文を読むという学びである。Google scholarを(ProQuestでもJESTORでもProject MUSEでもいいけど)ザッピングしている時、私は完全に自由な旅をしている。


完全に自由な旅をしているが、大学は全く自由ではない。60点切るんじゃないかとヒヤヒヤしていた課題で73点をとり、余裕で70点越えると思っていた科目で63点を取った。後者は25%の課題で74点を取ったので、総計すると65点にちょっと上がる(ので upper-secondに入る)。英国の大学では70%を超えればFirst(一番いい), 65%-69%がUpper second(上から2番目)である。Firstで卒業したかったが、Upper secondに落ちるかもしれない。一年次の成績からFirst(一番いい)とUpper secondの間を上下してきたが、もうそろそろ限界が来たかもしれない。

それも63点をとったのは、コンセプトを一つ取り違えるという幼稚園児レベルのミスをした。そんなことある?「コンセプトの取り違え以外は良い論文でした」っていうコメントがついた。誰か助けてくれ。

己の無能さに日々絶望しながら生きている。もうちょっと歳をとったらもう絶望とかもしなくてもいいのかな(それは無気力と引き換えに平穏を得ることなのではないか)?


UCLを卒業すれば、一生無料で論文にアクセスできるらしい。UCLを卒業する限り、私はパソコン一つでいつでも自由な旅に乗り出せるのである。

代わりに図書館の本にはアクセスできないので、マスターのプロポーザルで使った参考文献とか面白かったチャプターが入っている本はどんどん買っている。金欠だ(嘘)。

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