【🇸🇪スウェーデン日記】#15: リザベリ遊園地と雨
7月11日:仄かに晴れ。午前中は授業で、午後は近所の遊園地へ。
授業についてはまた別の日にまとめて書くとして、今日はプログラムの一環で尋ねて行った近所の遊園地について書こうと思う。
大学がオフィシャルにやっているプログラムだから、イベントが色々ある。デベロッパーに話を聞きに行ったり、遠足で島に行ったり(私は別日に振り分けられたからまだ行ってないけど)。今日は寮から徒歩10分くらいのところにあった(全く気が付かなかったが)遊園地にきた。一応「持続可能な開発」についてのサマープログラムということになっているから、遊園地の開発の歴史とこれから何を目指していくか、みたいなマーケティング的な観点からのお話だった。
企業だから、日々変わっていく社会的規範に対応しつつマーケティングを進めていくこと、何が起ころうとうちの企業のベネフィットに変えるぞ、という強い意志が見えて、野心だなと思った。
生徒たちの関心はどちらかというとフリーの入場権にあって、上限70人の枠は直前まで「行きたい人」と「行けなかった人」の間で取引されていた。乗り物券と入場券は別で(セットになった1 Day Passみたいなのもあるけど)、入場券だけ貰う。
大学の近くにある地元の遊園地、みたいな感じなのかと思ったけれど、実際のところはかなり大きな遊園地で、北欧で一番大きい遊園地なのだと言う。パークの中を10のエリアに分けていて、バイキングと北欧神話がテーマのところから、子ども向けの動物さんのエリアまで。
ぶらぶら歩いて、大きな綿飴を買ってつまみながら園内を一周した。遊園地というものは「遊園地に行くぞ!」と思っていくから、こんな大学の帰りになんなら企業戦略を聞いた後に町ブラのノリで見るものではないのである。
ここまでくるとなんだか、「持続可能な開発」ってなんだっけ…というような気持ちになってくるような、ならないような気持ちなのである。
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