【雑記】3月下
写真:大英博物館の前のパレスチナサポートデモ
弊学部は毎週だか月一回だか木曜日にDoughnuts with Directorというイベントを開催している。学部長とドーナッツを食べながら色々話をしようというものである。
あるが、誰も参加しないらしく、先生のオフィスアワーを待つために廊下に座り込んでいると、他の先生が廊下を歩きながら「Richard(学部長の名前)いた?」「いたけどRichardしかいなかった」「私もドーナッツ貰いに行こうかな」などと教授陣へのドーナツ提供という福利厚生になりつつあるのでちょっとおもろいなと思う。He was there, but only him with daughnutsとか言われてるの可哀想すぎる。イベントが終わった後は箱いっぱいのドーナッツを目の前に絶望したりしているのだろうか。
大学の授業が全部終わった。後は1ヶ月ひたすら書くだけである。長かったような、短かったような1年+3年間だった。
特に日常は変わらないので、課題に胃を痛め夢にみながら1ヶ月を乗り切るのである。授業のまとめは忘れんうちに書いておきたいな。
麻婆豆腐を食べたい。カレーライスも食べたい。かき揚げを乗せたうどんを食べたい。大きめの唐揚げも食べたいかも。別に全て達成できるがー麻婆豆腐はその辺の中華に行けばいいし、カレーライスはCoCo壱番屋に行けばいいし、かき揚げは丸亀製麺に行けば良いし、唐揚げはバイト先でテイクアウトできるー、達成できるよと言われると途端に面倒になるのが食べ物というものである。食べた感覚だけ欲しいな。美味しかったな〜の気持ちだけ。人生って全部そうかも。
土曜日の営業は苦手だ。子供が多いからというのが一つで、もう一つは普通に忙しいからだ。アルバイトでよっぽどイライラしてしまって、Sorry but I can't do everything at the same timeと口から飛び出させるハメになった。キッチンとテーブル行き来して焼きながら一つ目のドリンクを持って行ってたら、二つ目を早く持ってこいと急かされたので。英国の飲食店にはサービスチャージという制度があって、アメリカとは違って自動で上乗せするので(10-15%くらい)、その分サービスちゃんとしないといけんなと思うと同時に、でも別に他の店でサービスチャージを取るからと言ってサービスが素晴らしいわけでは全く無いよなと思う。サービスチャージって何なの?良い接客だとそれに上乗せして£10を置いて行ってくれたりするお客さんも結構いるので、変な制度だなあと思う。
とは言いつつサービスチャージの恩恵を受けているので(サービスチャージと言いながら従業員に配分していないお店も多く、会計をとるときにこのサービスチャージはちゃんとあなたに行くの?と聞かれることが多々ある)、まあ最大限のサービスを目指すことは変わりない。
そう思うと、人に接する際に必要な余裕みたいなのは、自分が幸せだったり満たされていたりしないと出てこないよなあと思う。別にこれが平日の15時とかだったら急かされても I'm sorry for keeping you waitingくらいは(思ってなくても)言えただろうし。ごめんね。
3月の初めとかに「4月になったらお茶でもしようね〜〜」と全ての約束を4月に回した結果、全てが無理な気がする。私はキャパシティゴミクズ人間なのでいちにち丸々空けた日を複数日続けてエッセイとかガッと書きたいし(その日の終わりの方とかに予定があるとそわそわし続けるので)。まるまる空いた日というのが1週間に最大でも4日しか実現し得ないと思うと、休暇中の私は大学に引き籠りである。卒論5500まで行った。アーギュメントが4500しかないのは結構やばいかも。前半を削る?どこを?(すでにEU conditionality, memory politics and ontological insecurity and EU expansionは削ったところである)
大学で何をしているんですか?と言われると政治学ですね〜と述べ、卒論何してるんですか?と言われると回答に窮する。説明がクソ長くなるからである。ユーゴスラヴィアの国々の〜共同教科書っていう〜戦争のあと一緒に歴史の教科書をつくって仲良くなろうっていうあるあるプロジェクトの一つなんですけど〜それについて考えてます〜みたいなことを言う。
そんなことをいつも通り言っていたら、「日中韓でもやってほしいね」と言われたので、2000年前後に3回くらいやったんですけどやっぱり使われなかったんですよね〜でも同じリベラリズムが流行った時代の潮流で同じような機関が関わったりしてるんですよね〜と言ったら、(ネオ)リベラリズムのEU統合を勉強していたことがあったらしく、ちょっと話が盛り上がって嬉しかった。
ねこ飼いて〜〜〜〜〜
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