見出し画像

LINEスタンプを5年ぐらい出してみてー存在を知ってもらうことが9割

この記事はどんな人向け?
LINEスタンプを売ってみたいけどどんな感じ?
LINEスタンプって稼げる?
なかなか使ってもらえないけどどうやって宣伝したらいい?
こんなことを書きました
新作スタンプの宣伝
LINEスタンプを5年近く売ってみた体験談
売り上げの話
クリエイター側から見た「LINEスタンプ」というコンテンツについて
(認知されるのになかなか苦労するよという話)


2021年 新春新作スタンプでます。


早速ですが新しいLINEスタンプの販売が決定したので予告させてください。
2021年→2021年の行く年来る年に使えるスタンプを販売します。

画像4

販売開始したらTwitterで購入リンクをツイートするので是非フォローおねがいします。
https://twitter.com/manaminimalist 

今回は年末年始キャンペーンに参加しているスタンプということもあり
通常販売しているスタンプと違うところがいくつかあるのですが
今回は主に2つ。

1.販売開始日
年末年始のLINEスタンプの販売開始日はスタンプの審査の申請日に合わせて12月26日、29日、31日とあるそうなのですが私のスタンプは申請日から計算して29日からの販売枠になりました。12月29日火曜日の午前11時から販売可能になるのでその時から購入可能になります。

(余談。キャンペーン概要をきちんと理解してなくてすぐ買えないことにビビっております⋅⋅⋅毎回いつも自分で買って使ってみて微調整して再申請するということをよくやってるので29日までわからないのドキドキ。だけどもう宣伝しちゃう⋅⋅⋅)

2.販売価格
最低価格250円からというわけで250円の設定にしてます。いつもより高い!これには私もびっくりしました!250円の価値ィ・・・と思って作成しましたが、(こちとら通常の120円のマインドでやる気だったからハードル上げないでいただきたい、とちょっと思った)個数ではなく今回は使いやすさを重視したつもりです。
牛、2021年、コロナ対策を意識して今年らしさを出しながらその後の会話の流れでも使えるスタンプになればなぁと思って描きおろした8個です。

LINEスタンプのキャンペーンに参加するメリットと集客の話

ここからはLINEスタンプをこれからやってみようかな?という人のために書いた記事です。

簡単に私のクリエイターとしての経歴を紹介します。
私が最初にラインスタンプの作成と販売を始めたのは2016年ごろなのでもう5年近くやってることになります。最初は紙に手書きで書いたものをスマホで撮影し透過処理。最初に作ったスタンプはクリスチャンやミッションスクールに通う学生向けで単に自分が欲しいスタンプを作るというところから始めました。
その時のスタンプはこちら・・・画質・・・w
https://store.line.me/stickershop/product/5631048/ja

画像1


その次はスマホ用タッチペンを買って通勤電車の中で作成。デジタルお絵かきの素晴らしさに気づいたのはこの時。LINEスタンプのはベタ塗りくっきりはっきりのイラストが映えること、作業効率が違うことをこの時知りました。
その時のスタンプはこちら
https://store.line.me/stickershop/product/6477754/ja

画像2

2019年夏にiPadとApple Pencilを購入してからはiPadで作成しています。
iPadとApple Pencilで当時最初に作ったスタンプが私のスタンプの中で最も売れているだじゃれシリーズの第一弾です。
https://store.line.me/stickershop/product/9064067/ja

画像3



LINEスタンプは「ストック性のある」コンテンツ
LINEスタンプは一度作って世に出してしまえば、あとは放置しているだけで寝ている間も収益になるタイプのコンテンツです。どこかの誰かに使われ続けている限り宣伝になり(世界各国で使われています)1つ売れるごとに売り上げになっていきます。

私は基本的に1セット120円で販売していますが私のところに入るのは1セット売れるごとに30円程度。結構吸い取られます。それでも一度作ってしまえば継続的に売り上げになります。収益を聞かれると大抵「サイゼに行ってランチ2人分にはなるよ」と言ってます。新作を出した時と年末年始スタンプを出した時はちょっと盛り上がります。ミラノ風ドリアとデザート追加はいけるかもしれません。四国にサイゼがあればな・・・

はい、そしてここで本題に戻るのですが、
今回の年末年始キャンペーンに参加せずともスタンプは出せるのでそれで120円で提供することも考えたのですが⋅⋅⋅LINEのキャンペーンに乗っかる形を取りました。


LINEスタンプのキャンペーンに参加するメリット

結論から言うと多くのLINEスタンプユーザーに認知してもらうためです。
キャンペーンに乗っかってスタンプショップの「年末年始特集」に掲載してもらうことが非常に重要なのです。

普段、LINEのスタンプを時々買われたりショップを見たりする方はご存知かと思いますがスタンプショップではいわゆる「おすすめ機能」があって選んでいるスタンプと同じテイストのスタンプがユーザーの画面上に出てくるようになっています。
それ以外はクリエイター名を検索するとかタイトル検索で引っかからない限り、お目当てのスタンプに辿り着くことはなかなか難しい。つまり存在を知ってもらうことが難しい。いわゆるタグ検索のようなものにも弱いです。ハッシュタグとかあってもいいのになぁ。
毎日大量に追加されているスタンプたち。自分のスタンプなんですぐ埋もれてしまうわけです。

実はLINEスタンプは割と最近のアップデートでスタンプを長押しして「ショップ」とを押すとそのクリエイターの作っている他のスタンプ一覧が出るようになりました。誰かとトークルームで話しているときにスタンプが送られてきた→「このスタンプ作ってる人、気になるなあ」と思った時にプロフィールに飛べるようになりました。個人的にこれは神アップデート。ただ、まだまだこの機能を知らない人も実は多いという現実。知らなかった人はぜひみて見てください。

そしてこの「ショップ」がクリエイターのプロフィールの全てになります。実はラインのクリエイターは、ここに何かプロフィール文を添えて何者かアピールしたりSNSアカウントと連携したりやブログ・ショップ、YouTubeのリンクを貼るといったことが一切できないんですね。スタンプによるスタンプの拡散が最も効果的という仕組みになっています。だからグループラインで使われるとスタンプの認知と拡散効果抜群、そして年末年始は拡散スピードが早い。

時期的な要素に加え、さらにキャンペーン参加をすることでスタンプ販売ページでの「年末年始スタンプ特集」に掲載してもらえることになり、関連で見てもらえる可能性もぐっと増えるわけです。

ほかにLINEスタンプを宣伝するには個人的にこのようにnoteでお知らせしたり、TwitterほかSNSで宣伝するしかなく、LINEスタンプ単独では拡散があまりできません。おすすめなのは他のSNSなどと掛け合わせをして、LINEスタンプ以外のイラストなどを発信していきながら自分の絵のテイストを知ってもらい、LINEスタンプも出してますとクリエイターのページURLを宣伝するのが一番効果があると思います。

それにLINEスタンプは使用報告やレビュー、クリエイターとユーザーがやりとりできる機能みたいなものも一切ないので、私なんかはTwitterの皆様の反応が命です。
「買いました!」「こんなふうにトークで使ってます」「プレゼントしたら喜ばれた」という反応があると次も何か描いてみようかなと思えますし、「こんなスタンプどぉ?」と画像付きでツイートしてみてその反応をみながら作成していくこともあります。なので今からスタンプを作ってみようかなと思う方にはTwitterとの連携プレー(?)は絶対欠かせない、ぐらいに思っても良いと思います。

LINEスタンプの詳しい作成方法などについては
いろんな方がまとめていますし、公式ガイドラインがあります。審査基準を満たさないと何度も審査落ちして販売できず大変なので、よく確認してくださいね。


今回は私が今までスタンプクリエイターとしてやってきて思うことをまとめてみました。
何か参考になれば嬉しいです。




サポートしていただけると大喜びでアイス買いに行きます。