見出し画像

270.自分の意識の置き所と進む道を把握すれば仕事も博打も腑に落ちる②

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


前回は3つの視点についてお話させて頂きました。今回のテーマである4つの道とは「天道・王道・覇道・邪道」であり、自分が今どの道を進んでいるか自問することで見えてくるものです。

「天道」とは天然自然の摂理、人知の及ばぬ天の理にピタリと則している道。通常、意図して進むことはできず天啓や天命が降りてきたときに、すかさずキャッチして動くことで進める天(潜在意識)の総意だと言えます。言わば、時代が求める新たな道。

「王道」とは道徳統治のことであり、周囲の思いや意見を汲み上げてひとつの方向性をつくる、正統な定石を基盤にしている道。言わば民主的な総意の力動です。時に自分ではコントロールできなくなりますが、仮に落ち目になっても多様性から立て直し容易だと言えます。

「覇道」とは個の力による権力統治のことであり、その時の自運に任せて進む修羅の道。カリスマ性ある絶対支配者の持つ才能や思想を浸透させ、導いていくという統一の力動です。正解である場面もありますが、個にかかる負担は錚々たるもので永続は難しいでしょう。

「邪道」とは正当ではない本筋から外れた方法、目的や欲を叶えるために人間として正しい道理にかなわない獣道です。場合によってはそれが最短距離を進むことになる場合もありますが、一度分け入れば転落するまで引き返すことはできません。

邪道は論外として、王道でも歩めばそれなりの毒を孕んでしまいますが落ち目の激しさは小さく、凛として進んでいけば、歯を食い縛り身を削るような覇道の痛みは無いはず。仕事も博打も理想の進み方は、天道を臨みながら王道を行くことなのかもしれません。

Q.あなたはどこに意識を置き、何を目指して進んでいますか?


70.「サイの角」のように「同行二人」で歩む