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162.人も資金もあると理想。でも一歩一歩進む中でどちらも自ずとついてくる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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何か事業を起こす際、完全に必要となる物資が充足していることは滅多にありません。人や資金、ノウハウ、技術など何かしら欠けているのがほとんど。でも、事業を起こすのは「やりたい!」という想いや理念などがあるからです。

そんな起業家の思い通りの状況になるまで準備をしていたら、いつまで経っても仕事にはならないでしょう。不足しているものがあることを前提に進めて行く中で、できる範囲でやれることを業務としてやっていくしかありません。

そうして懸命に取り組んでいくと不思議なことが起こります。だんだんと必要なものが集まってくるのです。特に“人”と“資金”がそうです。熱意をもって思うところを形にしていく中で賛同者が増えてきたり、金融機関から信用を得て資金も揃うように。

そうして初めて理想とする形が出来上がり、真にやりたいことやこれまで出来なかった業務に着手することができるという訳です。では、最初から全てが揃っていたら、もっと早くやれたのではないかと言えば、そうでもありません。

やっていく中で見えてくるものもたくさんあるからです。少ない人員でやるからこそ効率性を追及したり絆が深まったり、ギリギリの資金の中でやっているからこそコストカットできたり良心的な取引先を発見できることも多々あるのです。

もしも全て揃っている状態でスタート出来たら、その過程でこれらの要素に気づくことはできないでしょう。不足しているからこそ知恵や工夫を出し、会社の財産とも言える“事業蓄積”を手に入れられるのです。

確かに人も資金もあると理想的です。でも一歩一歩進む中でどちらも自ずとついてくる、これは事業の真理だと言えます。

Q.あなたは不足の状態で何かに取り組んだことはありますか? どのようにクリアしましたか。


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