見出し画像

102.成功者のやり方を模倣しても成功はない。応用し己の持ち味を活かす

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


成功者と呼ばれる人たちは、果たして上手くいくべくしてそうなったのでしょうか。成功者のスタイルはそれこそ千差万別であり、その人物がそのタイミングでその人ならではのやり方だからこそ上手くいったという“いきさつ”が在るはずです。

であるならば、成功している人のやり方をそのまま真似したところで、そこには“あなたらしさ”はなく、全く異なった方向に進んでしまうと言えます。つまり、“成功(定義は様々ですが)”を求めていく上では、自分をよく知り、機を見て、引き出すということが大切になってきます。

「これだけをやればいい」といった安直なハウツーは、確かに成功を求める人たちにとっては気軽で楽な道しるべだと言えます。しかし、そこには大きな落とし穴があると言えます。それは「自分の頭で考えること」を損なってしまうということです。

何かを上手くいかせるためには、様々な要素が複雑に絡み合っているカオスから自分に有ったものを選定し、足したり引いたり掛けたりしてアクションを起こすことで成就するもの。しかも、日々刻々と状況は移り変わり、昨日ウケたものが今日ウケるとは限りません。

つまり、成功とは自分で創り上げる“哲学”なのであり、誰かのお仕着せのままにレールに乗って辿り着くものではないのです。

ただし、先人が上手くいった手法を応用することは、自己の方法論を確立する上で有効なやり方です。自分のオリジナリティだと喝采するもののほとんどは、先行く人たちの通過点であるものがほとんど。謙虚な気持ちになって、まずは取り入れてみることから始めた方が早い場合も少なくありません。

先人が蓄えてきた知恵を応用して自分流にカスタマイズできたとき、初めてあなただけの“勝ちパターン”が見えてくるのではないでしょうか。

Q.あなたが真似してみて良かった成功法はありますか? 自分流の勝ちパターンは何だと思いますか。


2.「運命」と「宿命」と「天命」の違いを知る