中山記念
中山1800mで開催される名物レース。
今年は2月の最終日という日程からここで勇退、引退となる調教師やジョッキーがいる。
今年は何と言っても蛯名正義。
間違いなく平成の時代を彩ったジョッキーだったし、若い頃からベテランのイメージしかないほどの玄人だ。
個人的に話をしたことはないがそのプロフェッショナルさを感じるジョッキーだ。
ダービーにあと一歩届かなかったことが印象深いが、2013年のダービー(勝馬キズナ)のとき、パドック横のジョッキールームでの一幕。
各ジョッキーがそれぞれのやり方で集中力を高めていた。武豊ジョッキーは静かに座っていたのが印象的だった。福永祐一ジョッキーも一点を見つめて集中していた。
一方、一番声が聞こえたのは蛯名正義。
「クーラー効きすぎだよ!」という苦言の声も聞いた(笑)
馬券でも大変お世話になった。
印象的なのはバブルガムフェローの天皇賞・秋。
◎バブルガムフェローだったワシは「蛯名ァー!」と叫んだのをよく覚えている。
持ったままの手応えで直線半ばまで来たレース。一旦は前に出たマヤノトップガンを差し返して3歳馬初の天皇賞制覇をしたレースだ。
その後もマンハッタンカフェ、フェノーメノでお世話になった。
スタートを遅めに出して3コーナー手前から大まくりを狙う、通称「ESP(エビナスペシャル)」という言葉も生まれた。
近年はゴール前の追い方を研究して派手なフォームに変わったことから「エビダンス」と一部では揶揄されたこともあったが、プロとしての突き詰めた形だったのだろう!
いずれにしろ、思い出深き蛯名正義。
ありがとう
中山記念予想
ローエングリン、バランスオブゲームなど、リピーターが沢山いることからもわかる通り、中山1800mは特殊な舞台。
小回り&スタート後のゴール前の坂&1コーナーで2ハロン目のラップが上がらない他のコースでは見られないと特殊性。
明らかに先行馬有利な舞台だが、途中からペースが上がる場合もある。
今回のメンバーはやけに逃げ、先行が揃った。
差しが効く流れとみた!
◎ 6 フランツ
もともと将来を期待された素質。思ったよりも活躍が遅れたがようやく実力が発揮できるになった。
デムーロもようやく復活だろう
○3 ノーブルマーズ
前走は道悪が敗因。
距離短縮でタフな流れになれば好走していい!
★2 コスモカレンドゥラ
その他、サンアップルトン、クラージュゲリエが抑え
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